10年に渡る“イップ・マン”シリーズの集大成!ドニー・イェン主演『イップ・マン 完結』の延期後の公開日が7月3日(金)に決定し、併せてメイキング映像が解禁された。
ドニー・イェンが詠春拳の達人イップ・マンを演じる“イップ・マン”シリーズ最新作にして完結版となる本作『イップ・マン 完結』。香港電影金像奨(香港アカデミー賞)で9部門(監督賞、新人賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装&メイクアップ賞、アクション監督賞、オリジナル作曲賞、音響効果賞)にノミネート。今年、生誕80周年を迎えるブルース・リーが唯一“師”と認めた詠春拳イップ・マンを演じるのはドニー・イェン。人生の終着点へと向かうイップ・マンの、武術家としての誇りと父親としての思いを演じ切り、物語を完結に導く。監督は、シリーズ全作品を成功に導いた俊英ウィルソン・イップ。
5月8日(金)に公開を予定していた本作だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で公開が延期されていた。今回、新たな公開日が7月3日(金)に決定した。併せて解禁されたメイキング映像には、第1作『イップ・マン 序章』(2008)からシリーズで10年以上にわたってイップ・マンを演じ、本作ではプロデューサーの一人でもあるドニー・イェン、そしてウィルソン・イップ監督らの熱い思いが垣間見られるインタビューも収められている。
アクションとドラマの感情表現の両方に手腕を発揮し、シリーズ全作品を成功に導いたウィルソン・イップ監督は、本作について「イップ・マンと息子、父子の物語に焦点を当てました。イップ・マンは自分が病気であることを知り、そのため息子の未来を考えるのです」と話す。そして監督が「衣装を身に着けた瞬間にイップ・マンに変身する」と話すドニー・イェンは、「息子のため留学先をみつけようとしますが、海外で暮らすことが息子にとって最良か疑問に思うのです」と、一人の父親としてのイップ・マンの思いを語る。
また、監督が「シーンごとでアクションが変化し、結果、関係性を感じることができる」と説明するアクションシーンの撮影風景も必見だ。「イップ・マンシリーズの魅力は、カンフー映画としてのアクションのみならず人間性がより深く描かれているため観る者の心を動かすのです」というドニー・イェンの言葉には、シリーズに魅了され続けたファンも大きく頷くことだろう。
メイキング映像
映画『イップ・マン 完結』は2020年7月3日(金)より新宿武蔵野館ほか全国で順次公開!
監督・製作:ウィルソン・イップ
出演:ドニー・イェン、ウー・ユエ、ヴァネス・ウー(F4)、スコット・アドキンス、チャン・クォックワン
配給:ギャガ・プラス
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