国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2021(TAAF2021)」が来年3月12日(金)~15日(月)に池袋で開催されることが決定し、併せてコンペティション作品の応募受付が開始された。
2021年で8回目の開催となるTAAFは、2002年に「東京国際アニメフェア」の一環として行われた「東京アニメアワード」を独立・発展させた国際アニメーション映画祭。「次世代のアニメーション制作を担う人材の発掘・育成等を行い、東京のアニメーション文化と産業の発展・振興を図ること」及び「東京の魅力を発信し、東京の観光振興に資すること」を目的とし、『東京がアニメーションのハブになる』を合言葉に、高いクオリティとオリジナリティに富む世界中の作品を東京で上映し、世界中のアニメーションを愛する人々との交流を図ること、クリエイターや観客に刺激と感動を提供すること、そしてその感動や刺激を糧にアニメーションの新たな波を東京から世界へ発信することを目指している。
TAAF2020は今年3月に開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で全てのプログラムがキャンセルされた。コンペティション部門の審査はインターネットを通じて各国の審査員とオンライン会議を行い、長編・短編の各賞が決定された。
TAAF2021は引き続き池袋にて開催。「コンペティション部門」のノミネート作品や、「アニメ オブ ザ イヤー部門」受賞作品の上映、「アニメ功労部門」の顕彰者の紹介展示だけでなく、国内外の招待作品の上映、好評の「こどもアニメーション部門」のワークショップなどが行われる。
今回、開催決定に伴いコンペティション部門の作品募集が開始された。独創的で強いメッセージ性を持ち、新たな可能性を秘めた、長編アニメーション作品、短編アニメーション作品を、全世界から募集する。2019年1月1日以降に完成したアニメーション作品であることが応募条件となり、国籍、プロ・アマは問わない。また、本年度より新たに日本の学生作品を対象とした「学生賞」を新設。日本国内の教育機関の学生作品であり、その他条件を満たしていれば、短編アニメーションに応募することで自動的にエントリーとなる。
応募締め切り
短編アニメーション:2020年10月31日(土)
長編アニメーション:2020年11月10日(火)
※作品応募及び学生賞に関する詳細は TAAF2021公式サイトにて。
「東京アニメアワードフェスティバル2021」開催概要
日程:2021年3月12日(金)~3月15日(月)
会場:東京・池袋
主催:東京アニメアワードフェスティバル実行委員会、一般社団法人日本動画協会
共催:東京都
事務局:東京アニメアワードフェスティバル実行委員会事務局(一般社団法人日本動画協会内)
TAAF2021公式サイト