リュック・ベッソン監督が放つノンストップ・アクション・エンターテインメント『ANNA/アナ』のフィーチャレット映像が解禁された。

1990年、ソ連の諜報機関KGBによって造り上げられた最強の殺し屋アナの使命は、国家にとって危険な人物を次々と消し去ること。一流の暗殺者への進化を遂げるアナだが、CIAの巧妙な罠にはめられて驚愕の取引を迫られる。最大の危機を前にしたアナは、さらなる覚醒を果たし、世界の命運を握る二大組織KGBとCIAの脅威へと化していく―。監督を務めるのはリュック・ベッソン。主人公のアナ役にはサッシャ・ルスを抜擢。ほかにヘレン・ミレン、ルーク・エヴァンス、キリアン・マーフィらが名を連ねる。

今回解禁された映像には、最強の殺し屋・アナ(サッシャ・ルス)が壮絶なアクションを繰り広げるレストランシーンのリハーサル風景と撮影メイキングに加えて、サッシャ・ルスとリュック・ベッソン監督のコメントが収められている。

本シーンについて、「撮影だけで7日間かかり、アクションのリハーサルに4か月かかった」と振り返り、激しい大立ち回りで、ルスが痣だらけになっていたことを明かすリュック・ベッソン監督。一方、サッシャ・ルスは、壮絶極まる至近距離での戦闘を「簡単じゃなかった」と振り返り、「最初に聞いたときは楽勝だと思った。スタントたちは超人だわ」と苦労を語る。しかし、入念な準備に費やした時間が、しっかりアナのファイティングスタイルを確立したのか、「最高の仕上がりよ」と完成シーンに自信を覗かせる姿も。さらに、「最後には見事なファイターに変身した」と、数々の闘うヒロインを生み出したベッソンも太鼓判。

“可能な限り、自分でやる“と最初に宣言し、約1年間も役作りと体力作りにその身を捧げたルス。想像以上に熾烈を極めたシーンの連続に、スタントを使えばいいと提案されたこともあったと明かすルスは「戦い方を知らなければ、アナにはなれない。だから全力を尽くした」と体当たりで本作に挑んだことを回顧。生半可ではない覚悟と入念な準備により、5分で40人を倒すリアルかつ壮絶なファイティングシーンを見事に完遂した。

さらに、そのアクションを彼女にレクチャーしたのは、『ボーン・アイデンティティー』でマット・デイモンに、『96時間』シリーズではリーアム・ニーソンをファイターに仕立て上げたアラン・フィグラルツ。本作品のスタント&ファイト・コレオグラファーを務めているが、彼自身もまさにこのレストランアクションシーンのターゲットとなる敵ボス役を演じており、師弟同士のバトルも見どころの一つ。

フィーチャレット映像

映画『ANNA/アナ』は2020年6月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督・脚本・製作:リュック・ベッソン
出演:サッシャ・ルス、ルーク・エヴァンス、キリアン・マーフィ、ヘレン・ミレン
配給:キノフィルムズ/木下グループ
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