77分ワンシーン・ワンカットの衝撃!―映画『狂武蔵』のポスタービジュアルが解禁され、山﨑賢人の出演が発表された。
アクション映画『RE:BORN』で主演し、常に日本のアクションシーンを牽引し続ける坂口拓。彼が9年前に撮影し、日の目を見ぬまま眠っていた幻の“侍映画”が遂に映画『狂武蔵』(くるいむさし)として公開される。『GANTZ』『キングダム』シリーズのアクション監督を務めた下村勇ニがメガホンを取り、77分ワンシーン・ワンカットで撮影、坂口がたった独りで400人の相手を斬り捨てるという前代未聞かつ実験的とも言えるアクションに挑戦。撮影中に坂口は、共演者に対して「本気でかかってこい!手を抜いたら殺す!」と周囲に圧をかけ撮影に臨み、その結果、リアルな緊張感の中、400人と本気で殺し合う宮本武蔵の姿を演じ切った。坂口拓が命を削って挑んだ鬼気迫るアクション映像は、まさに必見だ。
今回、ポスタービジュアルが解禁され、併せて山﨑賢人の出演が発表された。山﨑は坂口と映画『キングダム』で共演。今回山﨑は、親友・吉岡清十郎を坂口演じる武蔵に討たれたことにより深く悲しみ、その仇討ちに燃える、武士・忠助(ちゅうすけ)を演じる。忠助は吉岡一門100人に加え、野武士300人の計400人を率い、幼い吉岡一門の嫡男・又七郎(またしちろう)を守り抜き、武蔵を討つことを堅く誓う。しかし、武蔵の神業とも言える剣術に圧倒されてしまう。復讐に燃える山﨑の鬼気迫る迫真の演技は必見。山﨑は今回映画では初めて侍を演じる。
山﨑賢人 コメント
――始めての時代劇だと思いますが、何か意識したことは?
時代背景や忠助のバックボーンを下村さん(監督)と相談して刀の抜刀から構えは稲川先生につけていただきました。「侍」という運命を背負い、正しくあろうとする一方で吉岡一門という組織の中でのしがらみにあらがえずにいた忠助が憎き相手であるべき武蔵に対して羨望を覚える忠助の葛藤を意識しました。
――「狂武蔵」に参加したきっかけは何ですか?
キングダム撮影中に大切なことを身をもって教えてくれた大好きな拓さんと下村さんの映画を復活させたい、お二人の魂がこもった現場に立ち会いたいという気持ちで参加させていただきました。
――作品の感想について
本作の77分間に及ぶ戦いのなかで、さらに高みに上っていく姿が記録されています。「なぜここまで戦うのだろう」と思わずにはいられませんが、一度やると決めたことはやり遂げる、拓さんの曲げられない信念を感じ、そんな拓さんの姿に本当の「侍」を見た気がします。
下村勇二(監督)コメント
賢人くんだからこそ、この作品の本当の意味を理解し、熱い想いに賛同してくれた。
戦友として大変感謝しています。少年の様な瞳の奥には、実は火傷するほど熱く漢気あふれる山﨑賢人がいる。
坂口拓 コメント
自分にとって一番思い出深いこの『狂武蔵』に、山﨑賢人が出てくれた事、本当に感謝している!
ストーリー
1604(慶長9)年、9歳の吉岡又七郎と宮本武蔵(坂口拓)との決闘が行われようとしていた。武蔵に道場破りをされた名門吉岡道場は、既にこれまで2度の決闘で師範清十郎とその弟伝七郎を失っていた。面目を潰された一門はまだ幼い清十郎の嫡男・又七郎殿との決闘を仕込み、一門全員で武蔵を襲う計略を練ったのだった。一門100人に加え、金で雇った他流派300人が決闘場のまわりに身を潜めていたが、突如現れた武蔵が襲いかかる。突然の奇襲に凍りつく吉岡一門。そして武蔵 1人対吉岡一門400人の死闘が始まった。
映画『狂武蔵』は2020年8月21日(金)より全国で公開!
監督:下村勇二
出演:TAK∴(坂口拓)、山﨑賢人、斎藤洋介、樋浦勉
配給:アルバトロス・フィルム
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