咲坂伊緒・青春三部作の最終章を映画化した実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』の特報映像が解禁された。
咲坂伊緒が描いた大人気少女コミックを実写とアニメーションにてW映画化する本プロジェクト。偶然出会ったタイプの全く違う朱里と由奈、朱里の義理の弟の理央と由奈の幼馴染の和臣は同じマンションに住み同じ学校に通う高校1年生。理央に憧れる由奈、朱里に言えない想いを抱える理央、秘密を抱える朱里、ある秘密を目撃してしまった和臣。それぞれの思いは複雑に絡み合い、相手を思えば思うほどすれ違っていき―切なすぎる恋が動き出す。実写版の1人目のヒロイン・山本朱里を浜辺美波、2人目のヒロイン・市原由奈を福本莉子、山本理央を北村匠海、乾和臣を赤楚衛二が演じる。監督を務めるのは、青春・恋愛映画の名匠三木孝浩。
今回、本作の予告編が解禁された。自分の気持ちを表すのが苦手で現実的な恋をする朱里(浜辺)。そんな彼女に、気持ちを伝えられないまま家族となり、叶わない恋にとらわれる理央(北村)。理央の気持ちを知りながら彼に惹かれ、初めての恋に戸惑う由奈(福本)。そして、まだ恋を知らない和臣(赤楚)。そんな4人の切なくすれ違う恋模様が瑞々しく描かれている。
秘密や葛藤を抱える彼らだが、自分の気持ちや恋心を寄せる相手に向き合っていく。その中には、「姉弟」と笑い飛ばそうとする朱里に理央が隠していた想いをぶつける切ないキスシーンも。そんな4人のすれちがう《片思い》にやさしく寄り添い、彩るのは、Official髭男dismの名曲「115万キロのフィルム」。
Official髭男dism コメント
この楽曲は、自分が大切な人と過ごす時間を、
どんな些細な不安も幸せも共有しながら、
極力忘れる事なく生きて行きたいという思いが詰まった曲です。
ファンの皆と大切に育てている楽曲の1つですが、この映画のテーマと合致するとの事でお話を頂き、最初は驚きました。
ですが、この主人公たちの日々、それをご覧になる皆さんの日々に、
もしこの歌が寄り添えたなら、バンドとしてとっても幸せな事なんじゃないかなと思い、
今回この『115万キロのフィルム』という楽曲で携わらせて頂きました。公開を楽しみにしています!
三木孝浩(監督)コメント
主題歌をイメージした時、誰かの物語ではなく、見た人それぞれの人生のストーリーに 寄り添う歌であって欲しいと考えていました。そんな時に出会ったのが『115万キロのフィルム』です。 日常の中にある何気ない瞬間こそが特別な1シーンになる。ごく普通の高校生の男女四人それぞれが主人公であり、 その日々の心の揺らめきを切り取ってゆく『ふりふら』のテーマとこれほど合致する曲は他にないと感じたのですが、 すでにファンからの人気絶大な楽曲なので、ダメ元でオファーしたところ、メンバーの皆さんからもこの曲が『ふりふら』 のテーマに合うと賛同のお返事が!主題歌としてぜひ、と快く提供していただきました。 出来上がったエンドロールを観ながら、スクリーンに描かれたストーリーが『115万キロのフィルム』によって 観た人の人生に繋がっていく。そんなケミストリーが生まれる予感に、今からワクワクしています!
浜辺美波 コメント
主題歌が何になったのかを知らずに、この映画の初号試写会に臨んだのですが、
エンドロールに入って、Official髭男dismさんの「115万キロのフィルム」が流れてきた時、この映画のために作られたのでは!?と思ってしまうくらい、ぴったりで。歌詞と音楽を聴けば聴くほど、映画の登場人物の気持ちと話とリンクして、心の中に染みこんできて広がりました。こんなに素敵で、映画を更に素敵にしてくれる曲が主題歌になったことを心から嬉しく思います。
北村匠海 コメント
まさか『115万キロのフィルム』が映画の最後を締めくくってくれるとは思ってもいませんでした。
完成した映像のエンドロールで初めて知って、こんなにもこの作品に浸らせてくれるピッタリの曲は他に絶対ありません。
もう一度泣かせてくれる素敵な一曲です。
特報映像
映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は2020年8月14日(金)より公開!
監督:三木孝浩
出演:浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二
©2020映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 ©咲坂伊緒/集英社