吉村洋文大阪府知事が6月18日(木)にユニバーサル・スタジオ・ジャパンを訪問し、「大阪コロナ追跡システム」のQRコード登録のデモンストレーションを行った。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、徹底した衛生強化対策と段階的なキャパシティ・コントロールを行いながら、6月8日(月)より大阪府在住の方を対象としてソフトオープンを実施、19日(金)からは主に関西2府4県在住の方を対象として一般営業を再開する。パーク運営に際して、QRコードを活用し感染拡大を抑制する目的で大阪府が構築した「大阪コロナ追跡システム」を導入している。
6月18日(木)午前中にユニバーサル・スタジオ・ジャパンを訪れた、吉村洋文大阪府知事。ビバリーヒルズの街角に佇むフレンチスタイルのカフェをコンセプトとした「ビバリーヒルズ・ブランジェリー」にて、会計時を模し、キャッシャーの前に設置されている「大阪コロナ追跡システム」のQRコードをスマートフォンで読み込み、「大阪コロナ追跡システム」への登録方法を手順に沿って説明した。
デモンストレーションのあと、報道陣との質疑応答の中で吉村知事は「パークでは多くの方が楽しんでいらっしゃり心から喜んでいます。“大阪の雄”であるユニバーサル・スタジオ・ジャパンが『大阪コロナ追跡システム』を採用していることに感謝しています。社会活動を続けていくためには、笑顔で『上を向いていこう』という雰囲気づくりも大切です。大阪を元気にするうえでユニバーサル・スタジオ・ジャパンは不可欠な存在ですし、『大阪府新型コロナウイルス助け合い基金』への寄附などユニバーサル・スタジオ・ジャパンの地域への貢献にも本当に感謝しています。大阪府・大阪市はユニバーサル・スタジオ・ジャパンとも連携し、感染症対策を徹底しつつ大阪を盛り上げていきたいと思います」と語った。
また、パークでの『大阪コロナ追跡システム』の案内について「20店舗のレストランとエントランスにQRコードが設置され、レシートにも印字してあり登録しやすい。レシートは利用しやすいので他でもできないか検討します」と、他施設への活用にも言及した。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、緊急事態宣言の解除に向けて業界各企業や協会団体と共に国が公表している「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」の制定に参画。このガイドラインに準拠した弊社独自の対策として、ゲストとクルーの健康と安全の確保を最優先に、国内外の情勢ならびに保健行政機関や医療専門家からの指導を仰いで、徹底した衛生強化対策をもとにしたパーク運営プランを策定している。
画像提供 :ユニバーサル・スタジオ・ジャパン