咲坂伊緒・青春三部作の最終章を映画化した実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』のポスタービジュアルと“動き出す”ポスターが解禁された。
咲坂伊緒が描いた大人気少女コミックを実写とアニメーションにてW映画化する本プロジェクト。偶然出会ったタイプの全く違う朱里と由奈、朱里の義理の弟の理央と由奈の幼馴染の和臣は同じマンションに住み同じ学校に通う高校1年生。理央に憧れる由奈、朱里に言えない想いを抱える理央、秘密を抱える朱里、ある秘密を目撃してしまった和臣。それぞれの思いは複雑に絡み合い、相手を思えば思うほどすれ違っていき―切なすぎる恋が動き出す。実写版の1人目のヒロイン・山本朱里を浜辺美波、2人目のヒロイン・市原由奈を福本莉子、山本理央を北村匠海、乾和臣を赤楚衛二が演じる。監督を務めるのは、青春・恋愛映画の名匠三木孝浩。
今回、本作のポスタービジュアルと、先日解禁され大きな話題を呼んだ邦画業界初の“動き出すポスター”の主人公である4人のバージョンが解禁された。7月17日より順次全国の劇場(一部劇場を除く)で掲出予定の最新のポスターは、淡く儚げなキャストの表情からも伝わる通り、それぞれが複雑な思いを抱きながらも遠くを見据えている、切なくも爽やかなビジュアルとなっている。
“動き出すポスター”映像では、それぞれのキャラクターごとに4種類が一挙解禁され、切ない表情から始まる朱里verでは、「みんなが幸せになる方法があればいい。いつだってその為の選択をしてる」、と自分のことを後回しにしがちな彼女らしい言葉が添えられている。理央verでは、「苦しかったあの場所から連れ出してくれた彼女は、いつの間にか自分を追い越して、ずっと先を歩いてた」、と自分の気持ちに苦しみ、迷い続ける彼の切ない映像と言葉が添えられる。
そして由奈verでは、「現実はおとぎ話みたいには終わらないことを知る。私たちは高校生で、まだ夢の道半ばで、そして無力だ」、と夢見心地な恋に憧れていた由奈が、初めての恋に戸惑いながらも現実を知ることになる彼女の心境が描かれている。さらに和臣verでは、「あの時、自分の気持ちは消さなきゃって決めたのに。忘れていいなら全てを忘れてしまいたい」と夢と恋に翻弄されながらも、自分の気持ちに素直になれない彼が映し出されている。三木監督の美しい撮り下ろしの映像、さらには淡く儚い本編映像と台詞からすれ違う4人の想いが伝わり、美しくも見る者の胸が締め付けられる、前代未聞の動き出すポスターとなっている。
動き出すポスター
映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は2020年8月14日(金)より公開!
監督:三木孝浩
出演:浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二
©2020映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 ©咲坂伊緒/集英社