韓国でNo.1⼤ヒットを記録した極悪ヴァイオレンス・アクション『悪人伝』の本編映像が解禁された。

凶悪なヤクザのボス、チャン・ドンスがある夜何者かにめった刺しにされる。事件の捜査にあたるのは、署内でも問題刑事として知られるチョン刑事。奇跡的に一命をとりとめたドンスとチョン刑事はともに共闘して犯人を追い詰めることに・・・。主演を務めるのは『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2017)で一躍トップスターに上り詰めた韓国を代表する怪優マ・ドンソク。隆々たる体躯からにじみ出る説得力のある演技と破壊力抜群のアクションで観客を魅了し、マーベル・シネマティック・ユニバース『エターナルズ(原題)』で世界進出を決めた“漢”の圧倒的代表作が日本上陸する。

「俺を怒らせたら報いを受ける。誰であろうと責任を取らせる」と豪語する、凶暴なヤクザのボス・チャン・ドンス(マ・ドンソク)。今回解禁された本編映像は、まさにその言葉の真意が分かるシーンだ。貸切状態のトレーニング機材が置かれた部屋で、ヤクザの親分・チャン・ドンスは、一心不乱にサンドバックを殴り続けていた。ヘビー級の体格から繰り出されるパンチは重く、サンドバックから“ドスン”と言う鈍い音が静かな部屋に響いていた。

そこで舎弟が現れ、伝言を聞いた彼は、打ち込みを止めてサンドバックを下ろす。中には血だらけの生きた人間が―。いい汗をかいたと満足げにトレーニングの汗を拭きながら、「先方に戻せ」と吐き捨てるチャン・ドンス。ヤクザのボスとして降臨する漢が、いかに“悪人”なのかを捉えたシーンだ。

主演を務めたマ・ドンソクは「地域最大のヤクザを牛耳っているチャン・ドンスと言う男を演じました。監督自ら手がけた脚本を読んで、すっかり夢中になってしまいました。ヤクザと刑事が一緒になって殺人犯を追いかけると言うコンセプトがまず面白いですしね。一度、思い切ったヴァイオレンス映画に出たいと思っていたタイミングでした」と、出演理由について明かす。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』で、ゾンビを素手で倒したことで話題を呼んだマ・ドンソクにとって、新たな伝説となる本シーンを含めて “マブリー”の魅力が炸裂する韓国ノワール・エンタテインメントの真骨頂。

本編映像

映画『悪人伝』は2020年7月17日(金)よりシネマート新宿ほかで公開!
監督・脚本:イ・ウォンテ
出演:マ・ドンソク、キム・ムヨル、キム・ソンギュ
配給:クロックワークス
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