東日本大震災時の福島第一原発事故を描く映画『Fukushima 50』の公開記念特別番組が解禁された。
原作は、90人以上の関係者の取材をもとに綴られた門田隆将渾身のノンフィクション「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角川文庫刊)。2011年3月11日午後2時46分、東日本大震災発生、そして福島第一原発事故。現場では何が起きていたのか?何が真実なのか?浮き彫りになる人間の強さと弱さ。死を覚悟して発電所内に残った職員たちは、いかにしてこの未曾有の大事故と戦い続けたのか―。福島第一原発1・2号機当直長の伊崎利夫役を佐藤浩市、福島第一原発所長の吉田昌郎役を渡辺謙が演じる。また、吉岡秀隆、安田成美と日本を代表するキャストが名を連ねる。
3月6日(金)に公開を迎え、週末興行ランキング2週連続1位を獲得。その後、期間限定でのストリーミング配信も大きな話題を呼んだ本作。今回、全国公開時に放送された『Fukushima 50』公開記念特別番組の映像がオンライン上で解禁された。
特別番組では、2019年4月のクランクアップ記者会見、2020年1月に福島県郡山市で行われた先行特別試写会での主演・佐藤浩市、渡辺謙、若松節朗監督による舞台挨拶、同じく1月に行われたワールドプレミアイベントの様子などを収めている。さらに本映像でのみ見ることのできる佐藤、渡辺、若松監督の特別インタビュー映像と本作の過酷な撮影の裏側を収めたメイキング映像も収録されており、『Fukushima 50』がどのような想いを込められて制作されたのか、日本を代表する俳優たちがどれだけの強い意志を持って出演しているのかを強く感じられる映像となっている。
公開記念特別番組
映画『Fukushima 50』は全国で公開中!
監督:若松節朗
原作:門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角川文庫刊)
出演:佐藤浩市、渡辺謙、吉岡秀隆、緒形直人、火野正平、平田満、萩原聖人、吉岡里帆、斎藤工、富田靖子、佐野史郎、安田成美
配給:松竹、KADOKAWA
© 2020『Fukushima 50』製作委員会