『私がモテてどうすんだ』の公開記念舞台挨拶が7月11日(土)に都内で行われ、吉野北人、神尾楓珠、山口乃々華、富田望生、伊藤あさひ、奥野壮、平沼紀久監督が登壇した。

無観客の中で行われた今回の舞台挨拶は全国290館の劇場に生中継され、冒頭で神尾は「みなさん、盛り上がってますか~!?」と、スクリーンの先にいるファンに向けて呼びかけるなど和気あいあいとしたムードで行われた。続く挨拶では、記録的な大雨が続き、甚大な被害を受けている九州の宮崎県出身の吉野は「みんな元気しちょっけ?大変やけど一緒にがんばろうね」と宮﨑弁でエールを送った。これには登壇者からも歓声が沸き上がるなど大盛り上がりとなった。

本作ではダンスシーンが印象的に使われているが、「僕はまだダンスをやってたからよかったけど(神尾)楓珠が・・・」と話題を振ると、神尾は「(伊藤)あさひもだから!」と今後は伊藤に。その伊藤は「隣を見たくなっちゃうんです。振りがわからなくなっちゃうから」と明かし、神尾は「僕の前が(山口)乃々華ちゃんだったから、できるだけ隠れるように踊ってました」と笑いを誘った。

さらにここで、“私モテダンス”を生披露することに。振りを一部間違えたという吉野は悔しそうにしつつも、神尾は「今までで一番うまくできた」と満足げに語り、さらに「最後の腰の振り」が特に気に入っているようで、山口からは「お気に入りでずっと練習してた(笑)」と明かされる場面もあった。

また、本作が映画初主演の吉野だが、苦労した点は「あまりなかった」と振り返り、キャラクターづくりについても「私生活に取り入れた」と明かし、普段から役の六見として過ごしていたという。そんな吉野とは共演が2度目という神尾は「前に共演したときと全然違った」と驚いた様子だった。

最後に吉野は「コロナウイルスで大変な状況が続きますけど、この作品を見て少しでも不安な思いだったり、ストレスを解き放っていける作品になればいいなと思っています。何回でも見てハッピーな気持ちになってもらいたい」とメッセージを送った。

累計発行部数300万部突破でアニメ化もされた同名人気コミックを実写映画化した本作。自分の恋よりもイケメンたちのカップリングに萌える妄想大好き女子が、ある日激ヤセして超絶美少女に。学校のスーパーイケメン4人から、突然モテまくってしまって・・・。スーパーイケメン4人組に吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、神尾楓珠、伊藤あさひ、奥野壮(男劇団 青山表参道X)と最旬な若手俳優が集結。ヒロインを二人一役で演じるのは山口乃々華(E-girls)と、富田望生。

【写真・文/編集部】

映画『私がモテてどうすんだ』は全国で公開中!
監督・脚本:平沼紀久
出演:吉野北人、神尾楓珠、山口乃々華、富田望生、伊藤あさひ、奥野壮、上原実矩、坂口涼太郎、水島麻理奈、ざわちん、中山咲月、優希美青、宮崎秋人、戸田菜穂
配給:松竹
©2020『私がモテてどうすんだ』製作委員会