咲坂伊緒・青春三部作の最終章―アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』の延期後の公開日が決定し、併せてキャスト、監督、原作者からコメントが到着した。
咲坂伊緒が描いた大人気少女コミック「ストロボ・エッジ」と「アオハライド」(集英社マーガレットコミックス刊)の系譜を継ぐ咲坂伊緒・青春三部作の最終章「思い、思われ、ふり、ふられ」を、アニメーション&実写でW映画化。アニメーション版の声優には、恋愛に対して現実的で積極的だが本当の気持ちを出すのが苦手なヒロイン・山本朱里役に潘めぐみ、朱里の義理の弟で、ある葛藤を抱える山本理央役に島﨑信長、由奈の幼馴染で真っ直ぐな好青年だが、どこか周囲を冷静に見てしまう乾和臣役を斉藤壮馬、朱里とWヒロインとなる夢見がちで恋愛に対して消極的な市原由奈役を鈴木毬花が演じる。
5月29日(金)より公開を予定していた本作だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で公開が延期されていた。今回新たな公開日が9月18日(金)に決定した。また、発売が延期されている劇場前売券の販売については後日 公式サイトにて発表される。
島﨑信長(理央役)コメント
ついに!アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』公開日が決定致しましたー!嬉しい!
ここの所、皆さま色んなことがあったと思いますし、今も最中ではありますが、頑張っていると素敵なご褒美があるんですね!
一足先に完成品を拝見したのですが、とっても良い青春ドラマに仕上がっておりますよ。
フィルムから、黒柳監督はじめ、スタッフの皆様の尽力を感じて胸が熱くなりました。
「ふりふら」は、どの年代の方が見ても実体験からの共感が生まれる、リアリティを持った作品だと思っています。
だからこそ、物語の中に入り込めるし、惹き付けられる。
ぜひ一緒に、劇場で青春を感じてもらえたら嬉しいです
斉藤壮馬(和臣役)コメント
公開日の決定、改めておめでとうございます!ついに皆さまにお届けできること、とても嬉しく思っております。
想いを伝えようと思っても、すれ違ったり勘違いしたり……
そういう「うまくいかなさ」が、この作品ではとても丁寧に、あたたかく描かれていると思います。
きれいごとだけではないからこそ、今のぼくたちの心に染み入る素晴らしい作品になっていると思います!
『思い、思われ、ふり、ふられ』何卒よろしくお願いいたします!
潘めぐみ(朱里役)コメント
ようやくこの物語を皆さんのもとに…心から嬉しく思います。
何気ない日常の有難さを実感する日々。そんな時、このフィルムと向き合い、家族、友人、大切な人たちと過ごす瞬間に込み上げてくるものがあって…。
四季の移ろいと共に描かれた、かけがえのない時を、是非、劇場で追体験して頂けましたら幸いです。
鈴木毬花(由奈役)コメント
やっとアニメふりふらを皆様に届けられることを嬉しく思います。
この数ヵ月間で家族や友達と会えず、改めてその存在の大切さに気づいた方も多かったと思います。
この作品にも家族や友達の大切さが描かれており、前に進む勇気を与えてくれる作品になっていると思います。
今はまだ大変な時期ですが、この作品を見て皆さんが一歩でも前に踏み出せたら嬉しいです。
咲坂伊緒(原作)コメント
こうして新たに公開日をお伝えできることを心から嬉しく思います。
今まで日常だと思っていたものが、そうではなくなったという不思議さにまだ戸惑っている方も多いかと思います。
だからこそこの作品の登場人物たちが何かしらの制限の中で不自由さを感じながらも
自分以外の誰かを思いやり、そしてその制限の中でできることを求め進んでいく姿は、
今こそ観て欲しいものになったのではないかなと思います。どうかたくさんの方に届きますように。
黒柳トシマサ(監督)コメント
混沌の中をもがいたからこそ握りしめた光がある。スタッフ同士もまともに会えない状況で、
各自がそれぞれの持ち場で本当に最後まで力を尽くしてくれて映画を完成させることができました。
改めて仲間の尊さと劇場で公開できることに感謝の気持ちでいっぱいです。
由奈や朱里達が躍動する姿を、映画を心待ちにしてくださっていた皆様に喜んでいただけたらこんなに嬉しいことはありません。
特報映像
アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は2020年9月18日(金)より全国で公開!
監督:黒柳トシマサ
原作:咲坂伊緒「思い、思われ、ふり、ふられ」(集英社マーガレットコミックス刊)
出演:島﨑信長、斉藤壮馬、潘めぐみ、鈴木毬花
配給:東宝
© 2020 アニメ映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 © 咲坂伊緒/集英社