水城せとなの傑作コミックを行定勲監督が映画化した『窮鼠はチーズの夢を見る』の場面写真が解禁された。
原作は、人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描き、圧倒的な共感を呼ぶ心理描写から、多くの女性から支持を得た水城せとなの傑作コミック「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」。主人公・大伴恭一を大倉忠義、恭一への想いを募らせ葛藤する今ヶ瀬渉を成田凌が演じる。メガホンをとるのは、ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を2度受賞するなど、日本を代表する映画監督・行定勲。その繊細な表現力と確かな演出力で、揺れ動く二人の切ない恋を、時に繊細に時に大胆に描き出す。本作はR15指定となっている。
今回、大倉忠義演じる恭一の大学生時代の元カノ役・夏生を演じている、さとうほなみの場面写真が解禁された。ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のドラマー「ほな・いこか」として活動する一方、2017年からは女優としても活動している、さとうは本作が映画初出演となる。
1枚目は、恭一と夏生が偶然の再会に笑顔を見せ合う姿。2枚目は、恭一と今ヶ瀬の関係に勘づいた夏生が今ヶ瀬を呼び出し「恭一のどこがいいわけ?」と切り込むシーンだ。元カレである恭一とヨリを戻したいと考えていた夏生は、煮え切らない態度の恭一に「あたしか今ヶ瀬、もしかして選べないの?女と男だよ!?」と詰め寄り、今ヶ瀬に対してマウントを取ろうとする。恭一を取られたくないという必死な気持ちから、相手のことをどこか蔑む発言や相手より少しでも自分を上に見せようとする「マウンティング女子」の一面をのぞかせる夏生を捉えている。
映画『窮鼠はチーズの夢を見る』は2020年9月11日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督:行定勲
出演:大倉忠義、成田凌、吉田志織、さとうほなみ、咲妃みゆ、小原徳子
配給:ファントム・フィルム
©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会