ディズニー&ピクサー最新作『2分の1の魔法』の日本語版本編映像が解禁された。
「トイ・ストーリー」のおもちゃの世界、「モンスターズ・インク」のモンスターの世界、「ファインディング・ニモ」の魚の世界など、イマジネーションあふれる“もしも”の世界を描き、世界中に感動を贈り届けてきたディズニー/ピクサー最新作の舞台は「かつて魔法があふれて“いた”世界」。24時間だけ父を蘇らせる魔法・・・に失敗し蘇ったのは2分の1の足だけ。24時間以内に魔法を完成させて父に会いたい。内気な少年イアンと兄バーリーが魔法の謎を解く冒険の旅に出る。監督は『モンスターズ・ユニバーシティ』(13)のダン・スキャンロン。
今回解禁された本編映像は、亡き父を蘇らせる魔法を探す旅の途中で、イアンが魔法でガソリンタンクを大きくしようとするシーン。イアンは慣れない魔法に集中しようとするが、隣にいるバーリーはイアンを心配するあまり、「あごを上げて、ひじ張って、踏ん張って、背中をやや反る。気分はどうだ?」と魔法オタクの知識を総動員してお節介を焼く。さらにバーリーは「魔法にビビるなよ!集中だぁ~~~」と話しかけ、結局イアンは魔法に失敗してガソリンタンクではなくバーリーを小さくしてしまうのだ。兄バーリーは可愛い弟を心配しているからこそつい口を出してしまうが、弟イアンはそのお節介を少しうっとうしく感じるという、家族ならではの関係がユニークに描かれている。志尊と城田が演じる兄弟のコミカルなかけあいに注目だ。
イアンとバーリーの旅の中ではワクワクするような魔法がいくつも登場するが、劇中でイアンが魔法を使う時は、必ず“自分を信じる勇気”が必要になる。ダン監督は魔法表現に“自分を信じて踏み出す”というメッセージを込めて描いたそうで「イアンが魔法を使うためには、自分や相手を心から信じることが必要になるんだ。自分を信じ、チャレンジする勇気を持つことで、彼の成長する姿を描いているんだよ」と語る。
また、イアンとバーリーについてダン・スキャンロン監督は「イアンはとてもシャイで自分に自信がない普通の少年。バーリーは正反対で自信に溢れ好奇心旺盛な性格。バーリーはイアンを助けようと空回りしてしまい、イアンはバーリーに邪魔されることを恐れているんだ。そんな2人に必要なものは、お互いを信頼すること。とてもドラマチックなストーリーになったと思うよ」と明かしている。何もかもが正反対で時にはぶつかってしまう2人だが、冒険を通じて大切なものを見つけていく。イアンとバーリーが困難を乗り越えた先に辿り着く運命とは―。兄弟の絆を描き、ピクサー史上最も意外で感動的な結末を迎える本作に期待が高まるばかりだ。
本編映像
映画『2分の1の魔法』は全国で公開中!
監督:ダン・スキャンロン
声の出演:トム・ホランド、クリス・プラット
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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