『ワン・デイ 23年のラブストーリー』のロネ・シェルフィグ監督最新作『The Kindness of Strangers(原題)』が『ニューヨーク 親切なロシア料理店』の邦題で12月より公開される事が決定した。

監督・脚本・製作総指揮を務めるロネ・シェルフィグ監督は、世界で活躍するデンマーク出身の女性監督。キャリー・マリガン主演『17歳の肖像』(2009)で英国アカデミー賞において9部門受賞し、アカデミー賞でも3部門ノミネート。アン・ハサウェイ主演『ワン・デイ 23年のラブストーリー』(2011)では、日本でも多くの女性から熱烈に支持された。最新作となる本作は、憧れのニューヨーク・マンハッタンに無一文で逃げてきた2人の子供をもつ女性クララが、再起を目指す老舗ロシア料理店に集う国籍も異なる、様々なバックグラウンドを持つ人々とめぐりあう。本当のやさしさに触れ、自分らしい新たな人生と幸せを見つけていく姿を描く感動の物語。

『幸せになるためのイタリア語講座』以来となる、シェルフィグ監督が単独で脚本すべてを担当した待望の作品。出演するのは、ゾーイ・カザン(『ルビー・スパークス』)、アンドレア・ライズボロー(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)、タハール・ラヒム(『預言者』)、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(『スリー・ビルボード』)、ジェイ・バルチェル(『ミリオンダラー・ベイビー』)、ビル・ナイ(『ラブ・アクチュアリー』)と世界的な名監督の作品に引っ張りだこな国際的なキャストが揃う。

世界的に広がる経済格差による貧困、差別、様々なハラスメント、分断された人と人との絆―。寛容さが失われゆく現代を生きる私たちの心に、希望の明かりを灯してくれる作品が日本に上陸する。

ストーリー

マンハッタンで創業100年を超える老舗ロシア料理店〈ウィンター・パレス〉。かつては栄華を誇ったお店も、今や古びて料理もひどい有様。店を立て直すために雇われたマネージャーのマークは刑務所を出たばかりの謎だらけの人物。常連の看護師アリスも、仕事ばかりで他人のためだけに生きる変わり者。そんなロシア料理店に、二人の子供たちを連れて、事情を抱えて夫から逃げてきたクララが飛び込んでくるが…。

映画『ニューヨーク 親切なロシア料理店』は2020年12月よりシネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、 YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開!
監督・脚本:ロネ・シェルフィグ
出演:ゾーイ・カザン、アンドレア・ライズボロー、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、タハール・ラヒム、ジェイ・バルチェル、ビル・ナイ
配給:セテラ・インターナショナル
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