伝説の家族が“劇場版アニメ”で帰ってきた―『アダムス・ファミリー』の日本語吹き替え版予告編が解禁された。

漫画家のチャールズ・アダムスが1930年代に雑誌に描いた一コマ漫画としてスタートした『アダムス・ファミリー』。そのヒネくれたユーモアセンスとユニークなキャラクターが人気を博し、60年代にTVシリーズやアニメシリーズが作られ、1991年に第1作、93年に第2作と長編映画として実写化され世界的大ヒットを記録。当時日本ではホンダ自動車「オデッセイ」のTVCMに起用されるなど、多くの人が“アダムス・ファミリー”に注目し、老若男女問わず爆発的な人気を集めた。そんな長い歴史の中で、ついに初の“劇場版アニメ”として誕生した本作。ボイスキャストもオスカー・アイザック、シャーリーズ・セロン、クロエ・グレース・モレッツ、フィン・ウォルフハードといった人気キャストが“アダムス・ファミリー”を演じている。

今回解禁された予告編では、アダムス一家が大勢の人間たちが暮らす住宅地に、足を踏み入れるシーンやウェンズデーが人間の中学校に通うシーンなども公開。また、予告編のナレーションは、フェスターおじさんを演じるロバートの秋山竜次が、情感たっぷりに表現している。

モーティシアを演じるにあたり、杏は「あまり感情を大きく表現しないキャラクターですが、テンションが低い中でも『おぞましい』という言葉とか『怖い』ということにも、悦びを感じる部分みたいなものを滲ませることを意識しました」と語り、また「普通の言葉の印象と、違う受け取り方を彼らは持っているというところは、表現していてすごく面白いし、でもちょっと難しいと思いました」と、アフレコを振り返っている。

アフレコを「とっても楽しかったです」と振り返ったゴメズを演じる生瀬は「見た目も性格も私と似ていてるので、スッと役に入れましたね」という。さらに、生瀬が収録した時点で、すでに杏と二階堂の声が入っていたと言い「杏さんのモーティシアや二階堂さんのウェンズデーとの関係性が見えてきて、とても演じやすかったですね」と語った。

秋山は、今回アダムス・ファミリーの一員になれたことに対し、自身の“ファミリー”が「とても喜んでいました!もちろん、今の自分のファミリーの嫁、子供。さらに北九州のアダムスならぬ秋山ファミリーもすごく喜んでいます!」とコメント。印象的なシーンについては「僕が演じたフェスターと、生瀬さんが演じられたゴメズとの掛け合いのシーン」を挙げ、「もう、ゴメズが生瀬さんにしか見えないですよね、申し訳ないですけど(笑)生瀬さんとガッツリ掛け合いシーンがあるのですが、そこはもうキャラクターを入れずに、生瀬さんとして見ながらやらせてもらいました」と語った。

日本語吹き替え版予告編

映画『アダムス・ファミリー』は2020年9月25日(金)よりTOHOシネマズ、イオンシネマにて全国で公開!
監督:コンラッド・ヴァーノン、グレッグ・ティアナン
声の出演:オスカー・アイザック、シャーリーズ・セロン、クロエ・グレース・モレッツ、フィン・ウォルフハード、ベット・ミドラー、ニック・クロール
配給:パルコ ユニバーサル映画
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