今回解禁された場面写真


ベストセラー・サスペンスを映画した『望み』の場面写真が解禁され、併せて原作者・雫井脩介から絶賛コメントが到着した。

高校生の息子が消えたその日、同級生が殺された。幸せだった家族の日常は一変する。息子は犯人なのか。それとも、もう1人の被害者なのか?極限の家族愛を描くサスペンス・エンタテインメントである本作は、ベストセラー・サスペンス小説を、エンターテインメントの旗手・堤幸彦監督により映画化。堤真一演じる一級建築士の石川一登は、自らデザインした優雅な邸宅で、石田ゆり子演じる妻・貴代美や子供たちと幸せな毎日を送っていた。その日常は、ある日突然一変する。高校生の息子が無断外泊をした夜、同級生が殺害される事件が起きる。それきり連絡が途絶えてしまった息子は事件への関与を疑われていくが、もう一人殺されているという噂が流れる。愛する我が子は犯人か、それとも被害者か―。

今回、本作で初共演を果たした主演の堤真一と、石田ゆり子の姿をとらえた場面写真が解禁された。成功した建築家であり、一家の大黒柱である石川一登を演じた堤は、本作では思春期の息子を持つ父親という難しい役に挑戦。堤幸彦監督は、そんな堤の演技を「実力派ならではの大胆な演技と神経質な演技の両方を兼ね揃え、まるで役を生きているようだった。」と絶賛している。一方、石田は、在宅で校正の仕事をする知的で優しい母・貴代美を繊細に演じる。息子の規士(岡田健史)が同級生の殺人事件への関与を疑われ世間から憶測と中傷が飛び交う中、ひたすらに息子が生きて帰ってくることを願い、殺人犯の母として生きる覚悟を決める強さを兼ね備えた母親を見事に演じた。そんな石田の演じる貴代美に対し「もらい泣きしたところが何度もあった。石田さんの品の良さが100%発揮された。」と堤監督も評価する。

刻一刻と感情が揺れ動く複雑な家族関係を表現できる理想的なキャスティングが揃った本作。そんな実力派俳優たちが全身全霊を込めて臨んだ演技によって完成された作品を観た原作者の雫井脩介は「自分の作品の原作映画でこんなに何度も泣かされるなんて!」と、絶賛のコメントを贈っている。

映画『望み』は2020年10月9日(金)より全国で公開!
監督:堤幸彦
出演:堤真一、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶、加藤雅也、市毛良枝、松田翔太、竜雷太
配給:KADOKAWA
© 2020「望み」製作委員会