9月5日(土)にオンラインで開催された「第31回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 AUTUMN/WINTER ONLINE」のステージに、『映像研には手を出すな!』に出演する乃木坂46の齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波の3人が登場した。

映画の主題歌である「ファンタスティック3色パン」が流れる中、颯爽とランウェイを歩いた3人は、ランウェイの上でかっこよく決めポーズを決めるも、一度ステージからいなくなってしまう彼女たちらしいお茶目なハプニングを起こす一面も。トークコーナーでMCのノンスタイル・井上は「僕は、原作も読んでいるんですけど、原作もアニメーションもものすごく人気で、主人公たちの頭の中で妄想したのが具現化されるので、映画にはピッタリやと思います。ただ原作のキャラクターこんなかわいくないよ!!(笑)」と、モデルとしても活躍する3人のランウェイ姿を絶賛。

MCを務める田中みな実から、演じた役柄について聞かれた齋藤は「私が演じた浅草みどりという役は、好奇心旺盛で、アニメ作りにすごい熱量やこだわりがあるんですけど、一方で極度の人見知りで、人と接すると変な言葉遣いになったり、白目になってしまったり、そんな感じの女の子です(笑)」と、クセのあるキャラクターへのチャレンジを振り返った。山下は「私が演じた水崎ツバメは、浅草の同級生のカリスマ読者モデルの超お嬢様。すごい変わっているんでけど、芯が強くて、真っ直ぐで明るい女の子です」と、自身のモデルという境遇との共通点も含め、キャラクターを紹介した。また梅澤も「私が演じた金森さやかも、2人と同級生で、アニメの知識はまったくないのですが、お金を生み出す行動が好きなプロデューサー気質な女の子です!」と演じたキャラクターを視聴者に紹介した。

井上から「実写化するとなった時に、(原作では)妄想の世界が奇抜な表現で描かれることが多いので、果たして映像でどこまで再現できるのか、という声があったと思うのですが」と聞かれた山下は「巨大ロボや怪獣、カイリー号という飛行ポッドとか、最新のVFX映像技術を使った壮大な映像になっていまして、公式サイトでVFXメイキングを見ることができるので、是非見てください!」と映像のクオリティの高さをアピールした。さらに撮影について聞かれた梅澤は「アニメの専門用語など、初めて聞く言葉を発することが多かったことに苦戦しました。ただ、普段一緒に活動しているメンバーが一緒だったのもあって、リラックスしながら、和気藹々とした楽しい撮影現場でしたね。」と嬉しそうに撮影当時を振り返っていた。

最後に齋藤は「まさかTGCのステージで映像研のお時間をいただけるとは思わなかったので、すごい嬉しいですが、申し訳なさもあります(笑)でも、たくさんの方に映画を見ていただきたいです!」と話し、映像研のステージは幕を閉じた。

「月刊!スピリッツ」にて連載中の原作は、虚実入り乱れた個性的な世界観と“最強の世界”を夢見てアニメーション制作を志す3人の女子高校生の青春冒険譚を描いた人気コミックを実写映画化した本作。「アニメは設定が命!」が信条で、ことあるごとに妄想で世界を染め上げる変わり者の主人公・浅草みどり役を演じるのは齋藤飛鳥。俳優一家に生まれ、親に反対されつつも自分を表現するためにアニメーターを目指すカリスマ読者モデルのお嬢様・水崎ツバメ役に山下美月。その2人の才能を管理し、金儲けをしようとするプロデューサー気質の少女・金森さやか役を梅澤美波が演じる。監督は英勉。映画公開に先駆けて、4月よりTVドラマシリーズが放送された。

映画『映像研には手を出すな!』は2020年9月25日(金)より全国で公開!
監督:英勉
原作:大童澄瞳「映像研には手を出すな!」(小学館 「月刊!スピリッツ」連載中)
出演:齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波/小西桜子、グレイス・エマ、福本莉子、松﨑亮、桜田ひより、板垣瑞生、赤楚衛二、鈴之助、出合正幸、松本若菜、山中聡、浜辺美波/髙嶋政宏
配給:東宝映像事業部
©2020 「映像研」実写映画化作戦会議
©2016 大童澄瞳/小学館
©マイナビ TOKYO GIRLS COLLECTION 2020 AUTUMN/WINTER ONLINE