清原果耶初主演映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』の本編映像が解禁された。

小説すばるで新人賞を受賞するなど、その表現力で多くのファンを魅了する作家・野中ともその同名人気小説を、『新聞記者』で注目を集めた実力派監督・藤井道人が映画化した本作。清原果耶が演じる平穏でも悩みはあって、時々息苦しくなる14歳のつばめは、満天の星が輝くある夜、ド派手な身なりで底意地の悪い、キックボードに乗った(!?)あやしい老婆“星ばあ”(桃井かおり)と出会う。いつしか二人はお互いの心のどこかに空いた穴を埋め合うように距離を縮めていく。つばめの前に起こる事件、最後に明かされる星ばあの正体―。ひと夏の大切な何かを探す、2人のキュートで、愛おしい、感動のファンタジードラマ。

今回、本作の本編映像が初解禁された。解禁されたのは、主演・清原果耶演じるつばめと桃井かおり演じる星ばあが屋上で、映画のキーワードである“屋根”について会話を交わすシーン。「まずは屋根を見るところから始めなきゃなだな!」と突然言う星ばあに「屋根?」と不思議がるつばめ。月明かりに照らされた屋根の美しい景色が広がる中、「屋根を見ると、どんな人間が住んでるか分かるんだよなあ」と言う星ばあにあまりピンときていない様子のつばめ。

「自分がどんな屋根の下に住んでるか知ってる人は強いよなあ、自分を分かってるってことだからなあ」と星ばあが言うと、つばめは何か思ったかのように目を伏せ、「私はどんな屋根の下で生まれたのかなあ」と言う。「ありゃあダメだね」とつばめが住んでいる家の屋根を一蹴する星ばあだが、それでも所在無さげなつばめ。「違くてさ、今の家族になる前の屋根―」とつばめが自身の複雑な家庭環境を星ばあに明かすところで映像は終わる。

クランクイン前日にLAから来日した桃井は屋上のシーンで清原と初対面だったというが、藤井道人監督はそんなふたりについて、「清原さんと桃井さんは正反対のタイプですが、初日からいい映画を作りたいという気持ちが通じ合っていたのを感じました」と劇中のつばめと星ばあさながら、異色ではあったものの、抜群のコンビネーションであったことを明かしている。「美しい映像に魅了された」、「絵本のような世界観」、「やさしくて綺麗な映画」、「清原さんと桃井さんの演技に圧倒された!」「今まで見た映画でいちばん泣けた」など映画の口コミは広がっており、公開から早くも圧倒的な演技力と存在感で話題沸騰中の清原と桃井の共演をスクリーンで確認しよう。

本編映像

映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』は2020年9月4日(金)より全国で公開!
監督・脚本:藤井道人
出演:清原果耶、伊藤健太郎、水野美紀、山中崇、醍醐虎汰朗、坂井真紀、吉岡秀隆、桃井かおり
配給:KADOKAWA
© 2020『宇宙でいちばんあかるい屋根』製作委員会