今回解禁されたメイキング写真


恋愛映画史を涙で塗り替える最高純度のラブストーリー『きみの瞳(め)が問いかけている』のメイキング写真が解禁された。

恋愛映画史を涙で塗り替えるほど、純度の高い「無償の愛」を描いた“純愛”映画である本作。W主演を務める吉高由里子が演じるのは不慮の事故で視力と家族を同時に失う悲劇に見舞われながらも、明るく健気に生きようとする女性・明香里、横浜流星はかつて将来を有望視されていたキックボクサーだったものの、過去の事件によって心を閉ざし、今は日雇いバイトで食いつなぐ毎日を送る無口な青年・塁を演じる。ひょんな勘違いから出逢った二人は、次第に惹かれあい、心を開くが、塁は自分が起こした過去の事件と明香里の失明にある驚愕の因果を知り、彼女の目の手術代を稼ぐため、高額な賞金が賭けられた不法な賭博試合のリングに再び立つことを決意する─。話題の恋愛映画を続々手掛ける三木孝浩監督が描きあげる。

今回、不慮の事故で視力と家族を失った明香里を演じた吉高由里子とキックボクサーとして未来を絶たれた塁役を演じた横浜流星のメイキング写真が解禁された。解禁された写真は目が見えないという難役に挑む吉高と入念なやりとりをする三木孝浩監督を写した一枚や、物語の重要なシーンとも呼べる海岸のシーンで横浜へ演出する姿を捉えている。

本作のメガホンをとる三木監督と吉高は『僕等がいた』以来8年ぶりの再タッグとなり、三木監督の演出に吉高は「三木監督とは、迷っていること、これは違うかもしれないなと感じたことなど、お互いになんでも話し合える間柄で、それはありがたいことだと思っています。すぐに走ってきては『こういう感じ』と微妙なニュアンスを直接伝えてくださるので、大変わかりやすかったです。演じる側、観る側の気持ちを理解して、温もりのある演出をされる、心から信頼できる監督です」と強い信頼関係がうかがえるコメント。

今回が初となる三木組へ参加した横浜も「一つのシーンを、いろいろな角度からたくさん撮ることによって、その場面の登場人物たちの心情を大事に作ってくださる監督で、ご一緒していて非常に心強かったです。現場でも様々なアドバイスをくださっていたのですが、言われたことをただそのまま形にするのではなく、監督が何を求めているのか自分なりに解釈して、塁の気持ちを見つめながら演じるようにしました」と三木監督に厚い信頼を寄せている。
 
そして三木監督は「今回はメイン二人の物語になりますので、特に重視したのは彼らの距離感です。最初に出会った時から、ラストへ向けてどう変化していくか。物語の流れに沿った順撮りではないので、シーンが変わる度に二人と確認し合いました。」と、解禁された写真からも分かるように、それぞれと入念にやりとりしていた様子がうかがえるコメント。

本作のタイトルはシェイクスピアの不朽の名作「ロミオとジュリエット」の中の一節。「彼女の目が問いかけている。僕は答えなければ」から引用。まさに瞳で「問いかけ、語り、叫ぶ」吉高と横浜の表情が観る者の胸を激しく揺さぶる。今、観客から最も観たいと切望される二人が、人を想う大切さが問い直されるこの時代に贈る、あまりに切ない純愛ラブストーリーに仕上がっている。

映画『きみの瞳が問いかけている』は2020年10月15日(木)より先行上映、10月23日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督:三木孝浩
出演:吉高由里子、横浜流星、やべきょうすけ、田山涼成、野間口徹、岡田義徳/町田啓太/風吹ジュン
配給:ギャガ
©2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会
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