『事故物件 恐い間取り』の“満員御霊お清め舞台挨拶”が9月9日(水)に都内で行われ、亀梨和也、奈緒、瀬戸康史が登壇した。
巨大な盛り塩の出迎えを受けて登場した亀梨、奈緒、瀬戸の3人。映画の大ヒットについて亀梨は「ホラー好きの方も、ホラー苦手な方も、初めてホラーを観にいく人も、いろいろな角度があって、感想がある映画っておもしろいですよね」とコメントすると、瀬戸は「いろいろな意見を頂きますね。亀梨さんの表情に鳥肌が立った。奈緒ちゃんが怖かった。瀬戸康史、線香フーフーおもしろかったってね(笑)僕、怖い要員じゃないんですかね?怖がっているシーン一応ありますよ。色々やったんですけどね(笑)」と笑いを誘う場面もあった。
とあるシーンで「たすけて」と不可解な声が聞こえることがSNS上で話題になっているが「聞こえなかった」という登壇者。「映画の中で言ってるんじゃなくて、会場にいる説あると思うんですよね」という奈緒に、亀梨は「その節あるよね!僕の友達で朝一で観に行った友達は鈴の音がずっと聞こえたって言ってて、うわーって思いましたね」とコメント。さらにそのシーンについて亀梨は「怪談話を僕がちょうどしているシーンなんですが、あの日にタニシさんもいらっしゃってくださったんですけど、ホラー界の方も何人かいらっしゃっていたんですよね。そういう意味でもあのシーンは寄ってくる要素はあるな、と思います。今思い出したんですが、僕があの撮影場所に忘れ物したんですけど、出てこないんですよね」と振り返り、「人コワですね」という瀬戸に亀梨は「人コワ・・・?人による怖さ、なるほど勉強になりました。#人コワ でSNSで皆さんも呟いてください!(笑)」と返した。
そんな「たすけて」の声にちなみ、今だから語れる「撮影中に“たすけて”と思ったエピソードを披露するコーナーで、亀梨は「不動産屋さんのシーンで雨に突如降られた日には助けてって思いましたねえ」と明かし、奈緒は「お化けと戦うシーンは普通に苦しかったですね。言っていいのかな、あれ実は薄い昆布茶なんですよ!昆布茶なんで悪い気はしないんですよね(笑)」と明かすと、瀬戸は「線香フーフーはめちゃくちゃがんばったんですよ!監督がなかなかカットをかけてくれなくて」と裏話も飛び出した。
イベントでは日蓮宗寺院導師を迎えて、お祓いが行われた。お祓いが終わると、亀梨は「実話を元に作られるということで、どのように撮影に向き合えるのかなと、覚悟を持って作品に向かわさせていただきましたし、実際にこうして公開してたくさんの人に楽しんでいただけるということで、エンターテインメントとしてしっかりと向き合えてよかったなと思います」とコメントし、「悪縁は取り除いていただいて、いい形でこれだけたくさんの方たちにエンターテインメントとして楽しんでいただけるのは嬉しいことですよね」と改めて喜びの声を届けた。
さらに、本作のさらなる大ヒットとこの会場にいる皆様の開運を祈念して、盛り塩と樽酒による“お清め鏡開き”が行われた。亀梨の掛け声で鏡開きを行い、そのお酒を味わい、数々のお清めを受けた亀梨は「だから今日はタニシさんが来ないんだなと思いました。来たら、(お清めの効果で)お仕事なくなっちゃいますもんね(笑)」と笑いを誘った。最後に亀梨は「中田監督もよくおっしゃる新感覚の“恐ポップ”である本作ですが、まだまだ暑い日も続くと思いますので、この映画を観て涼んでいただければなと思います!」と本作をアピールした。
<事故物件住みます芸人>として活動する松原タニシの実体験によるベストセラーノンフィクションを映画化した本作。物語は、売れない芸人・山野ヤマメがプロデューサーから「テレビに出してやるから事故物件に住んでみろ」と無茶ぶりされ、殺人事件が起きた事故物件に住むところから始まる。1軒目の部屋で撮影された映像の中には白い“何か”が映っていたり、音声が乱れたり・・・。事故物件を転々としていくヤマメを待つ“最恐”の事故物件とは—。主演は亀梨和也。監督を務めるのは、『リング』(98)で日本映画界のホラーブームを牽引、『スマホを落としただけなのに』(18)の大ヒットも記憶に新しいホラー映画の巨匠・中田秀夫監督。脇を固めるのは奈緒、瀬戸康史、江口のりこ、木下ほうか、MEGUMI、真魚、瀧川英次、宇野祥平、高田純次、小手伸也ら豪華俳優陣に加え、有野晋哉・濱口優・団長安田・クロちゃんをはじめとした松竹芸能の芸人が多数出演。
映画『事故物件 恐い間取り』は全国で公開中!
監督:中田秀夫
出演:亀梨和也、奈緒、瀬戸康史、江口のりこ、MEGUMI、真魚、瀧川英次、木下ほうか、加藤諒、坂口涼太郎、中田クルミ、団長安田、クロちゃん、バービー、宇野祥平、高田純次、小手伸也/有野晋哉・濱口優(友情出演)
配給:松竹
©2020「事故物件 恐い間取り」製作委員会