水城せとなの傑作コミックを行定勲監督が映画化した『窮鼠はチーズの夢を見る』が公開初日からの3日間で観客動員数106,508人を記録し、実写の新作映画で1位となった。
原作は、人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描き、圧倒的な共感を呼ぶ心理描写から、多くの女性から支持を得た水城せとなの傑作コミック「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」。主人公・大伴恭一を大倉忠義、恭一への想いを募らせ葛藤する今ヶ瀬渉を成田凌が演じる。メガホンをとるのは、ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を2度受賞するなど、日本を代表する映画監督・行定勲。その繊細な表現力と確かな演出力で、揺れ動く二人の切ない恋を、時に繊細に時に大胆に描き出す。本作はR15指定となっている。
9月11日(金)に公開を迎えた本作は、11日(金)~13日(日)の3日間での観客動員数が106,508人で、実写の新作映画では1位を記録。平日の動員も落ちることなく推移し、9月16日(水)のレディースデイには32,955人を動員しデイリーランキング1位となった。また、高校生、友人連れなどの客層も目立っており、R15+指定かつ130分の長尺の作品であるにもかかわらず幅広い年齢層に圧倒的な支持を得ている様子。
評論家からは、大倉忠義や成田凌の渾身の演技に賛辞が集まるほか、数々の恋愛映画を世に送り出してきた行定勲監督作品の中でも「最高傑作」という呼び名も高い。公開後にはSNSで「今まで見てきたどの恋愛映画より、人が人を好きになることそのものを描いていた」「恋をすることはこんなに苦しくて、でも美しいものなのか・・」「BL、LGBTQというテーマではなく、純粋に切ない恋愛映画だった」などのコメントが寄せられ、純度の高い恋愛映画として多くの女性客に訴求していることがうかがえる。
また「映画を観た後の余韻が続いていて、仕事が手につかない。何度も観たい!」という声もあり、すでにリピーターが続出。「窮鼠おかわりした」「追い窮鼠した」等というコメントもSNS上で、多数散見しており、中には10回も鑑賞等という声も。映画レビューアプリFilmarksでは初日満足度第一位、Yahoo!映画の作品ユーザーレビューでは★4点以上と高評価のレビューも目立っている。
行定勲監督は、ヒットを受けて「たくさんの方々に観ていただき嬉しい限りです。男女問わず幅広い世代の方からの感想をいただき、これまでにない熱量に驚いています。まだ、ご覧になってない方は是非、観て欲しいです」とコメントを寄せている。
映画『窮鼠はチーズの夢を見る』は全国で公開中!
監督:行定勲
出演:大倉忠義、成田凌、吉田志織、さとうほなみ、咲妃みゆ、小原徳子
配給:ファントム・フィルム
©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会