新たな極限を突きつける緊迫の潜水艦サスペンス&アクション大作『ウルフズ・コール』で主演を務めるフランソワ・シヴィルが初来日時の日本の印象を語ってくれた。
昨年開催されたフランス映画祭2019で喝さいを浴びた本作。“黄金の耳”と呼ばれる人並み外れた聴覚を活かし、フランス海軍原子力潜水艦の分析官として従事するシャンテレッド。ある日、シリアでの潜航任務にて彼の判断ミスから危機を招いてしまうが、その際に彼の耳を惑わせたのはこれまでの記録になく、正体不明のまるで“狼の歌”のようなソナー音を放つ艦艇だった。任務後、秘密裏に“狼の歌”の解析に挑むシャンテレッドを尻目に、再び現れた“狼の歌”からフランスへ向けミサイルが放たれたとの情報が・・・それが本当であれば世界大戦をも免れない危機的事態だが、果たして―。フランス発潜水艦ムービーがついに日本公開される。
フランス軍の潜水艦チタン号に乗船する、特殊分析官シャンテレッドの奮闘が映し出されていく本作で、主人公の特殊分析官・シャンテレッドを演じるのはフランソワ・シヴィル。“黄金の耳”と呼ばれる人並み外れた聴覚を持つシャンテレッドは、僅かな音を探知する分析官として潜水艦に乗り込み、危機を乗り越えるべく奮闘していく姿を映し出していく。
フランス・パリ生まれの俳優フランソワ・シヴィルは、『おかえり、ブルゴーニュへ』(2018)、『私の知らないわたしの素顔』(2020)など話題のフランス映画に引っ張りだこで、“フランス版ティモシー・シャラメ”との呼び声が上がる程の注目俳優。
昨年開催されたフランス映画祭2019で初来日を果たしたシヴィルは、日本への印象を熱く語っている。「すべてが美しいし、スタイリッシュな国でとてもウキウキしています。今回のスケジュールは、たったの5日間しかないから残念でしたが、また来たいと思わせてくれました」と、短いスケジュールだったことを残念だと語るシヴィル。
続けて「日本人の親切さが大好きです。ちゃんと目を見て話してくれるし、耳をすまして話も聞いてくれるので、ステキな人達だなと感じました。実はアントナン・ボードリー監督と一緒に、文房具屋・伊藤屋に立ち寄ったんです。世界で一番最高な文房具店だと感じました。ノート、ペンといったものを沢山買い込みました(笑)様々なテクノロジーも浸透している国なのに、“紙”を大切にする文化に感銘を受けました」と、日本の虜になったことを明かしてくれた。
また、シヴィルは「日本の友人の皆様こんにちは!この映画を絶対見に行くことをおススメしますよ!すごいエキサイトな作品で、ゼッタイに満足すると思いますよ!是非映画館に来てください」と、コメントを寄せてくれた。
映画『ウルフズ・コール』は全国で公開中!
監督・脚本:アントナン・ボードリー
出演:フランソワ・シヴィル、オマール・シー、マチュー・カソヴィッツ、レダ・カテブ
配給:クロックワークス
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