おジャ魔女どれみ20周年記念作品『魔女見習いをさがして』の完成報告イベントが10月1日(木)に都内で行われ、本作で声優を務める森川葵、松井玲奈、百田夏菜子(ももいろクローバーZ)、三浦翔平が登壇した。

イベントの前には、新型コロナウイルスの終息と本作のヒット祈願を行った4人。森川は「みんなが心から笑える日が一刻も早く来るように祈願させていただきました。早くこの映画を見ていただいて、少しでも明るい気持ちになってもらえたら」と挨拶、松井は「見に来てくださった方が楽しい気持ちと、健康な身体で帰れることをお祈りしましたので、安心して映画館に来てもらえたらうれしいです」、百田は「ドキドキしながらもたくさんの方に幸せが届きますようにと言う思いを込めて」とそれぞれの思いを明かした。

今回、「おジャ魔女どれみ」が好きだということがオファーのきっかけになった3人だが、「『え、いいの?本当に?』と言う感じでした」とその驚きを振り返った森川は「びっくりしたと同時に、大好きな作品なのでいいのかなという気持ちもありました」と明かした。松井はキャスト発表の前に友人から“一緒に見に行こう”と誘われたといい、「キャスティングされてることが言えなくて、曖昧に『う、うん、一緒に行こうね!』って・・・」と答えたことを明かし、会場の笑いを誘った。

百田は「マネージャーさんから『おジャ魔女どれみの・・・』って言われて『やりたいです!』って勢いで言ったんですけど、こんな大きな出来事で」とオファーの内容を聞かずに返答したことを明かし、「どれみちゃんのお仕事ができるってこんな夢みたいなことがあるのかという気持ちだったので、何だとしてもやりたかった」とその思いを熱く語った。

この日も本作への思いがあふれ出している3人だったが、アフレコは3人で一緒に行ったといい、その際に「百田さんが、どのページを見ているか分からなくなった時に、しゃがみながら一生懸命探していて。『何ページですよ』って言ったら『ありがとうございます!』って言った姿が(百田が演じた)レイカちゃんに会えた!って感じでかわいくて嬉しかったです!」と興奮気味に語る松井。これに百田は「ご迷惑をおかけして・・・」と苦笑しつつ、「引っ張ってくれて救われました。お姉ちゃんについていこうと」と振り返り、笑いを誘った。

また、本作を「『おジャ魔女どれみ』が好きな女の子が聖地巡礼する物語が軸にある」という松井は「3人の中に入って一緒に旅行をしている気分にもなれるし、鉄道が大好きなので、新幹線のホームとか、近鉄のホームや車両が出てくるんですけど、クオリティがすごくて本当にリアルで忠実に書かれているんです。愛知県出身なんですけど、名古屋駅が出てきて『知ってる、この景色!』みたいな。どれみ好きとしても、鉄道好きとしても大満足でした」と大興奮の様子だった。

1999年から4年間に渡りオリジナルTVアニメ作品として製作された「おジャ魔女どれみ」シリーズ。コミカルなビジュアル、「魔法少女」というテーマから抱く“わくわく”・“ファンタジー”やこれまでの「魔法少女もの」とは異なる、“困難を自分たちのチカラで乗り越える”という明確なテーマが当時の子供たちに大きな影響を与え、シリーズ最高視聴率は13.9%を記録した。本作は、「おジャ魔女どれみ」の20周年を記念し、オリジナルスタッフが奇跡の再集結し製作される新作映画。当時おジャ魔女どれみを夢中になって応援した人に贈る、大人のための新たな“魔法”の物語がいま始まる。

【写真・文/編集部】

映画『魔女見習いをさがして』は2020年11月13日(金)より全国で公開!
監督:佐藤順一、鎌谷悠
出演:森川葵、松井玲奈、百田夏菜子(ももいろクローバーZ)/千葉千恵巳、秋谷智子、松岡由貴、宍戸留美、宮原永海、石毛佐和、石田彰、浜野謙太、三浦翔平
配給:東映
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