小山ゆうじろうによるギャグ漫画を実写映画化した『とんかつDJアゲ太郎』の本編映像が解禁された。
物語の舞台は東京・渋谷の片隅にある老舗とんかつ屋「しぶかつ」。主人公、勝又揚太郎はその三代目の跡取り息子だが、父・揚作の元、キャベツの千切りの毎日。ある日、弁当の配達で渋谷のクラブへ。はじめて訪れたその場所で音楽にあわせ盛り上がるフロアにこれまでにない高揚感を体感。お調子者のアゲ太郎は“とんかつ”も“フロア”もアゲれる男「とんかつDJアゲ太郎」を目指す。しかし、豚肉にも触ったことがない、DJ機材にも触ったことのないアゲ太郎の道のりは一に勢い、二に勘違い、三は運命の出会い!?と爆走爆笑のハプニングだらけ。アゲ太郎は果たして「とんかつDJ」になれるのか!?気分がノッて、アガって、大爆笑。満腹絶倒コメディ映画が爆誕した。
今回、北村匠海演じるアゲ太郎とその友人“3代目道玄坂ブラザーズ”(加藤諒・浅香航大・栗原類・前原滉)が、YouTuberデビューを果たすハイテンションな本編映像が解禁された。人気YouTuberのフワちゃんもまさかの参戦となっている。リアルな渋谷でオールロケを決行した本作では、渋谷に実在するクラブでの撮影はもちろん、渋谷ハチ公前や109前のスクランブル交差点、井の頭通り、公園通り、ファイヤー通りなど渋谷を象徴するスポットでロケ撮影が行われた。
本物の渋谷を背景にアゲ太郎たちが走り回り、踊り、歩くことで、原作のありそうでなさそうな“渋谷ファンタジー”と現実がちょうどいいバランスでミックスされ、独自の渋谷グルーヴが生まれている映画『とんかつDJアゲ太郎』。全身タイツ姿のアゲ太郎と3代目道玄坂ブラザーズがいるのは、渋谷モディ前のスクランブル交差点前。C+Cミュージック・ファクトリーによる「GONNA MAKE YOU SWEAT(EVERYBODY DANCE NOW)」の軽快なリズムに合わせてダイナミック(!?)なダンスを踊る、という冒頭から観るものの笑撃を誘うシーンから始まる。
渋谷でのロケを行う一方で「しぶかつ」「アゲ太郎自室」などはスタジオセットでの撮影が行われ、「しぶかつ」のポイントは、「DJのターンテーブルと同じようにフライヤー(揚げ場)をセンターに置いたこと。お客さんはまさにオーディエンス。クラブのフロアとリンクしやすい構成を狙った」と美術スタッフが語るように、とんかつ屋がフロアに一変、コンロをDJコントローラーに見立てDJプレイがスタート・・・!?
渋谷ハチ公前では、本人役で映画初出演している“最も旬なYouTuber&芸人”として見事な二刀流を成功させるフワちゃんが、とんかつ屋とDJの二刀流を目指す「とんかつDJアゲ太郎」とコラボする一幕も。投稿する動画が反響を呼び「とんかつDJ!!」(YouTubeアカウント)は再生回数をグングン伸ばし、トントン拍子にトップYouTuberの仲間入り!?アゲアゲなアゲ太郎が目指すとんかつDJへの第一歩は成功なのか?
この“全身タイツでの渋谷ロケ”を受け北村匠海は「1人で着ると心が折れるが3代目のみんなと同じ格好だったからこそ最強な気持ちになった。渋谷での撮影はむしろ恥ずかしくなかった。スタジオセットでスタッフさんに囲まれてる時の方が恥ずかしかった。」と語り、加藤諒は「原作の中でも印象的な衣装だったので着ることができてうれしかった」「だんだん快感を覚えてくる」、栗原類は「みんな見てくれてる。わーいって感じ」と、全身タイツがクセになっている様子―!?
本編映像
映画『とんかつDJアゲ太郎』は2020年10月30日(金)より全国で公開!
監督・脚本:二宮健
出演:北村匠海、山本舞香、伊藤健太郎、加藤諒、浅香航大、栗原類、前原滉、池間夏海、片岡礼子・ブラザートム、伊勢谷友介
配給:ワーナー・ブラザース映画
©イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会