ドキュメンタリー映画『劇場版HAYABUSA2~REBORN』の予告編が解禁された。
本作は2014年12月3日に 小惑星リュウグウでの探査をするために打ち上げられた「はやぶさ2」が地球を旅立ってからいくつもの困難を乗り越え、小惑星リュウグウにてサンプルを採取し、地球に帰還するまでが描かれる。「はやぶさ2」は2020年12月6日に地球帰還予定。太陽系誕生の秘密に迫る、壮大な旅の軌跡を描き、驚きに満ちた小惑星探査の過程を緻密に再現した本作は第1作『HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 』からのエピソードと、新たに「はやぶさ2」の軌跡を追ったはやぶさミッションの10年の歩みを締め括る宇宙科学ロマン・ドキュメントの完結編。
今回解禁された予告編は、本編でもナレーションを務めているウルトラシリーズ6作目の『ウルトラマンタロウ』で主人公・東光太郎を演じた篠田三郎が「はやぶさ2」を息子にみたて語りかける父のような優しい口調でナレーションを務める。美しい壮大な宇宙を舞台に小惑星イトカワに行き帰還した「はやぶさ」の様子から始まり、「はやぶさ」の意思を継ぎ生まれ変わった「はやぶさ2」が小惑星リュウグウにタッチダウンする姿や、空に飛び立つシーン、そしてボロボロになった姿などが鮮やかな3D映像でよみがえった。遠い宇宙で過酷なミッションに挑んだ「はやぶさ2」は、いかにして困難なミッションに立ち向かったのか?「はやぶさ2」の知られざる真実を垣間見ることができる予告編となっている。
篠田三郎 コメント
地球誕生の起源、宇宙の神秘、謎を探求し挑む小惑星探査機「はやぶさ」。気の遠くなるような小惑星までの何十億kmの旅。多くの科学者の希いを、想いを担って孤独にひたすらにミッションを遂行する「はやぶさ」。その「はやぶさ」を地上からコントロールし支えるJAXAの方達の英智に凡人はただただ感嘆するばかりです。そして上坂浩光監督は「はやぶさ」が生命を宿している生きもののようにCGを駆使して(緻密で素晴らしい映像です)私達を未知の世界へといざなってくれます。上坂監督の創る映像を見て私はいつも思います。私達が暮らす地球はなんて美しいのだろうと。何十億年もの生き死にを経て今の私達が在る事を。宇宙から与えられた一人一人の生命の尊さに改めて気付かされます。困難に遭っても決して諦めない、そして信じることの大切さを「はやぶさ」が私達に語りかけてくれるのです。
予告編
『劇場版HAYABUSA2~REBORN』は2020年11月27日(金)よりユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国で公開!
監督・シナリオ:上坂浩光
配給:ローソンエンタテインメント
©HAYABUSA2~REBORN製作委員会