Netflix映画『フェイフェイと月の冒険』の配信記念オンラインライブ&トークイベントが10月15日(木)に行われ、中川翔子、幾田りらが登壇した。
イベントにはYOASOBIのikuraとしても活動し、本作の日本語版エンド・クレジット・ソングを歌う幾田りらと、本作のグレン・キーン監督が製作総指揮を務めた『塔の上のラプンツェル』でラプンツェルの声優を務め、アニメーションに精通している中川翔子の2人が登壇。本作の世界観をイメージしてプラネタリウムを会場に、幾田が「ロケット・トゥ・ザ・ムーン~信じた世界へ~」をライブ歌唱した。
今回のイベントが初対面だという2人だが、『塔の上のラプンツェル』が大好きだという幾田は
「お会いできてうれしいです。ラプンツェルそのまま」と挨拶、一方で“昭和歌謡とアニソンだけで生きてきた”という中川は、最近「新しい音楽聞くぞモードになって、真っ先にYOASOBIを聞いていたんです!」と興奮気味に答えた。
本作は、グレン・キーンによる初監督長編アニメーション映画。そんなグレン監督が手掛けるアニメーションをたくさん見てきたという幾田は、特に『塔の上のラプンツェル』と『アラジン』、『リトル・マーメイド』が好きだと言い「音楽もすごく好きなので、『リトル・マーメイド』だったらアリエルになりきって歌っていた」と明かした。
映画の中では“フェイフェイが月に向かって飛び立つシーン”がお気に入りだという幾田は「夢を信じて突き進むのは素敵」とその理由を明かし、中川も「行動すればなんとかなる」と共感している様子だった。一方で中川は月面のシーンがお気に入りだといい、「めちゃくちゃ夢がある」とその描写がお気に入りの様子。
また、イベントで幾田による「ロケット・トゥ・ザ・ムーン~信じた世界へ~」が披露されると、「エネルギーがいっぱい!YOASOBIの時とは雰囲気が違う」と大興奮の中川。幾田はプラネタリウム内での歌唱に「空を見ていたんですけど本当にきれいだなと」と笑顔を見せ、「主人公の感情がミュージカル調の歌い方によって表に出ている」とその独特な曲調について語った。
さらに曲のタイトルを幾田自身が考えたことが明かされ、タイトルの候補として30個考えたという幾田。「小さなお子さんから大人まで見られると思うので、分かりやすい、でも意味を込めて、いろいろなものを考えたんです。フェイフェイの信じる力がすごくて、その突き進んでいく力と意志をつけさせていただければと思いました」と明かした。
イベント中にはグレン・キーン監督から、幾田が歌う日本版エンドソングへのビデオメッセージも紹介され、「そんな風に言っていただけてうれしい限りです」と返す幾田。最後に中川は「どの瞬間もグレン・キーンさんの愛がいっぱい。いろんな愛があると思います。自分が今好きだと思うこと、強く思い続ければ絶対にかなうと思います」、幾田は「夢をあきらめないで突き進んでいくこと、信じることをフェイフェイから教えてもらえた作品です。大人になった方も、忘れかけていた信じる気持ちを思い出させてくれる素敵な作品です。いろんな世代の方に見てもらいたいです」とメッセージを送った。
本作は、様々な予期せぬ困難にも勇気を持って立ち向かい、夢をあきらめずに生きることの大切さを教えてくれる、勇気と感動の壮大なファンタジー・アドベンチャー。監督を務めるのは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで40年近くにわたって第一線で活躍し続けてきたアニメーション界の巨匠、グレン・キーン。『リトル・マーメイド』では主人公アリエルのキャラクターデザイナー、『美女と野獣』『アラジン』『ターザン』などではスーパーバイジング・アニメーター、そして『塔の上のラプンツェル』では製作総指揮も務めた。共同監督を務めるのは、初監督作となった『紙ひこうき』で第85回アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞したジョン・カース。そしてフェイフェイの声を務めるのはキャシー・アン。さらに、ミュージカル『ハミルトン』で2016年のトニー賞ミュージカル主演女優賞へのノミネート歴を誇るフィリッパ・スーら実力派も参加。
楽曲スペシャル映像
Netflix映画『フェイフェイと月の冒険』は2020年10月23日(金)より独占配信開始!