ばるぼら (左:画・手塚治虫  右:画・永井豪)


監督:手塚眞×原作:手塚治虫による映画『ばるぼら』の公開を記念して、手塚治虫×永井豪のスペシャルコラボが実現、さらに各界の著名人からコメントが到着した。

手塚治虫が1970年代に「ビッグコミック」(小学館)に連載し、禁断の愛とミステリー、芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなど、様々なタブーに挑戦した大人向け漫画「ばるぼら」。その独特な世界感から”映画化不可能”と言われていたが、手塚治虫生誕90周年を記念して初映像化。監督は原作者・手塚治虫の実子でもある手塚眞、撮影監督はクリストファー・ドイルが務め、異常性欲に悩まされている耽美派小説家・美倉洋介を稲垣吾郎、芸術家のミューズであり自堕落な生活を送る謎の女・ばるぼらを二階堂ふみが演じる。日本映画界でも異彩を放つ2人が、甘美で退廃的な『ばるぼら』の異世界に全身全霊で臨んだ。

今回、本作の公開を記念して、1973年から1974年に原作が連載された「ビッグコミック」(小学館)で、手塚治虫×永井豪のスペシャルコラボが実現した。「デビルマン」「キューティーハニー」「マジンガーZ」など数々の名作を世に送りだし、エロスやバイオレンスの表現に定評のある漫画界の鬼才・永井豪による「永井豪版ばるぼら」が11月10日(火)発売の「ビッグコミック」22号に掲載される。人気小説家の美倉洋介と謎の女・ばるぼらを主人公にした原作から、永井独自の視点が加わり、今回掲載される「永井豪版ばるぼら」では人気画家の三田村恭介と芸術家のミューズである・ばるぼらとの新たなストーリーが展開される。

また、映画『ばるぼら』の公開を前に、一足先に本作を鑑賞した各界から熱い応援コメントが到着した。

永井豪(マンガ家)

本物のばるぼらがいた!!
過去の栄光を捨て、新しいマンガ芸術を模索する手塚治虫の葛藤を描いた原作の“本質”を見事に 捉えた傑作映画が誕生した!

竹中直人(俳優・映画監督)

まさかあの《ばるぼら》が映画になるなんて!!
原作の大ファンだったぼくは恐る恐る作品を見つめた… いた…あの《ばるぼら》がスクリーンに。確かにいた…。

キャイ~ン 天野ひろゆき(お笑い芸人)

キレイな稲垣吾郎もいいけど 汚れた稲垣吾郎はもっといいねぇ

キャイ~ン ウド鈴木(芸人)

「ばるぼら」それは魔法の言葉にも感じる。依存することで、救われもするが、壊れてもいく。
人間ほどスリリングな生き物はいない。

映画『ばるぼら』は2020年11月20日(金)よりよりシネマート新宿、ユーロスペースほか全国で公開!
監督・編集:手塚眞
出演:稲垣吾郎、二階堂ふみ、渋川清彦、石橋静河、美波、大谷亮介、ISSAY、片山萌美/渡辺えり
配給:イオンエンターテイメント
映倫区分:R15+
©2019『ばるぼら』製作委員会