『461個のおべんとう』の親子試写会イベントが10月28日(水)に都内で行われ、井ノ原快彦、道枝駿佑、渡辺俊美、渡辺登生が登壇した。
TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美による感動のお弁当エッセイ「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」(マガジンハウス刊)を映画化した本作。主人公のミュージシャンでありながら息子のためにお弁当を作り続けることを決意する、シングルファザーの鈴本一樹を演じるのは井ノ原快彦。一樹の息子・虹輝を関西ジャニーズJr.で人気沸騰中のユニット・なにわ男子の道枝駿佑が演じる。
今回のイベントには、鈴本一樹役を演じた井ノ原快彦、息子・虹輝役の道枝駿佑、さらに原作者の渡辺俊美と息子の渡辺登生が登壇した。映画の撮影は昨年行われた本作だが、撮影期間中にも身長が伸びたという道枝。井ノ原は「ちょうど成長期のいい時期にやらせていただいた」と笑顔を見せたが、そんな道枝演じる虹輝のモデルとなった渡辺登生は「僕より20㎝高くて・・・理想の異世界転生です」と笑いを誘った。
この日も、撮影で親子関係を築くために結ばれたという“タメ口協定”に基づいて、“タメ口”で話す道枝と井ノ原。そんな井ノ原について「めちゃくちゃ優しくしていただきました」と語る道枝は、撮影中に誕生日プレゼントをもらったことを明かし、「スニーカーをプレゼントしてくれたんです。今日も履いてきてる」と笑顔を見せた。一方で道枝について井ノ原は「気を遣わせない。僕が座ると横に座ってくれるんです。距離感を縮めてくれたのはやりやすかったです」とコメントした。
また、“自分の人生に影響を受けた人や言葉は?”という質問に「憧れの先輩のHey! Say! JUMPの山田涼介くん。山田くんが『金田一少年の事件簿』の主演をやっていて、それを見た時に“ジャニーズに入りたい!”となったので」と即答、井ノ原も「彼がいなかったらここにいないってことですよね」とコメント。井ノ原は「リーダーですかね、坂本(昌行)くん。“行くぞー!”みたいな感じよりもふわっとした空気を出して引っ張るタイプなので感謝しています」と語った。
さらに、“最近感じた絆は?”という質問に「(自身が所属する)なにわ男子が、ジャニーズJr.全体で『ミュージックステーション』に出させていただいて、出番直前に円陣を組みまして『みんなでがんばろうぜ!』っていうのをやったので絆を感じました」と明かした。一方で井ノ原は「もうちょっとで(V6が)25周年で最近よく一緒にいることが多いんです。リハーサルも一緒だし、細かい打ち合わせも一緒なんです。その時にリーダーが『俺の歌より俺じゃないほうがいいんじゃないかな?』って言った時に『絶対リーダーの歌のほうがいいよ!』ってみんなが同じ意見だった。みんなが同じ意見なのは珍しいので。リーダーがまんざらでもない顔をしていたのがうれしかったです」と語った。
最後に井ノ原は「この作品を見て、自分の時はどうだったんだろうなとか、いままさにこういう思いをしているなとか、お母さんに感謝しようとか感じていただければと思います。この映画を見て、明るい気持ちで明日を迎えていただきたいです」と本作をアピールした。
【写真・文/編集部】
映画『461個のおべんとう』は2020年11月6日(金)より全国で公開!
監督:兼重淳
出演:井ノ原快彦、道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)、森七菜、若林時英、工藤遥、阿部純子、野間口徹、映美くらら、KREVA、やついいちろう、坂井真紀、倍賞千恵子
配給:東映
© 2020「461個のおべんとう」製作委員会