第33回東京国際映画祭のオープニングセレモニーが10月31日(土)に東京国際フォーラムで行われ、『フード・ラック!食運』の寺門ジモン監督、EXILE NAOTO、土屋太鳳が登壇した。

『フード・ラック!食運』は、芸能界屈指の食通であり、ありとあらゆる名店を巡り、食の素材から味までを熟知する寺門ジモンが熟成期間を経て作り上げた完全オリジナル作品。幻の人気焼肉店「根岸苑」―かつてそこには、食とともに家族の笑顔が溢れていた。長きにわたり、疎遠になっていた母の突然の余命宣告。“食運”を持つ、奇跡の男が“母の味”を求めて、食の旅に出る―。EXILE NAOTO(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)、土屋太鳳がW主演を務める。

初監督に寺門監督は「夢でした」と一言、さらに「映画を撮れるということも夢でした。映画が公開できるということが分かったことも、今の現実では夢でした。夢の実現でした」と明かし、また「飲食の人に元気を与えられることが伝えられるということがうれしいです」とコメントした。

監督からの演出についてNAOTOは「コミカルに関しても、肉に関してもその道のプロである監督がいらっしゃるので、監督にゆだねるという気持ちで。僕はコミカル・お肉以外のお芝居に集中させていただきました」と振り返った。

また、土屋は「人より何よりもお肉がテーマですし、お肉がより美しく見えることが大事なので。お肉の美しさと、お肉がおいしいということを味わっているだけなので」と寺門監督を含めて“お肉”への愛が詰まっていることを明かした。

その監督についてNAOTOは「お芝居に関しては任せていただいて見守ってくれる監督なんですけど、肉に関しては鬼監督に変身する。天気待ちとかありますけど、初めて“肉待ち”を経験しました」と明かし笑いを誘った。また、土屋は「食べ物の気持ちが分かる方なので、人の気持ちがより察してくださるし分かってくださる。すばらしい監督だと思います」と称賛した。

【写真(オープニングセレモニー)/蔭山勝也】

『フード・ラック!食運』
©2020松竹

映画『フード・ラック!食運』は2020年11月20日(金)より全国で公開!
原作・監督:寺門ジモン
出演:EXILE NAOTO、土屋太鳳、石黒賢、松尾諭、寺脇康文、白竜、東ちづる、矢柴俊博、筧美和子、大泉洋(特別出演)、大和田伸也、竜雷太、りょう
配給:松竹
©2020松竹

第33回東京国際映画祭は2020年10月31日(土)~11月9日(月)に六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催!