笑って泣ける親子の成長と絆を描いた実話を映画化した『461個のおべんとう』のインタビュー映像が解禁された。
TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美による感動のお弁当エッセイ「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」(マガジンハウス刊)を映画化した本作。主人公のミュージシャンでありながら息子のためにお弁当を作り続けることを決意する、シングルファザーの鈴本一樹を演じるのは井ノ原快彦。一樹の息子・虹輝を関西ジャニーズJr.で人気沸騰中のユニット「なにわ男子」に所属の道枝駿佑が演じる。
今回、兼重淳監督が主人公・一樹を演じた井ノ原と息子・虹輝役の道枝の魅力や、本作に込めた想いを語るインタビュー映像が解禁された。映像は、クランクインから、玄関で一樹(井ノ原)が息子・虹輝(道枝)にお弁当を渡すメイキングシーンより始まる。井ノ原の印象について、監督は「まず、お弁当作りそうじゃないですか。そして、真面目ですね。陰の努力を惜しまない人」と井ノ原を絶賛。ここでは、井ノ原が卵焼きを作る練習を後ろから道枝が見守っているメイキング映像も映し出される。また、井ノ原と現場で話し合い、作品を共に作り上げていたようで「 (井ノ原は)毎日何か(アイデア)を持って、現場に来てくれるで、『監督このセリフなんだけど』とか『ストーリー的にここはこうした方がいいんじゃないか?』とか、提案してくれてやっていった感じです」と明かした。
一方、一樹の息子・虹輝を演じた道枝の印象について、「この話をいただいた時に彼の顔しか浮かばなかった。圧倒的な透明感と、17、18歳でしか出せない危うさみたいな。会った瞬間、この子で間違いないなと思った」と監督のイメージ通りだったことを明かしている。また福島での撮影では、原作者・渡辺俊美が東日本大震災で人生観が変わったことを受けての演出を説明する監督と、真剣に聞く井ノ原の姿も。さらに、本作に込めた想いについて、「親子の絆や、当たり前のことが当たり前じゃないということを去年撮影していた時も思っていたんですね。今年こういう風にコロナ禍になって、尚更それが強く感じられるというか。この作品を観てくださった方が何気ない日常って素晴らしいんだよということを感じて、(劇場から)お帰りいただければと思います」と、語っている。
インタビュー映像
映画『461個のおべんとう』は2020年11月6日(金)より全国で公開!
監督:兼重淳
出演:井ノ原快彦、道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)、森七菜、若林時英、工藤遥、阿部純子、野間口徹、映美くらら、KREVA、やついいちろう、坂井真紀、倍賞千恵子
配給:東映
© 2020「461個のおべんとう」製作委員会