今回解禁された場面写真


実際の対局から生まれた感動の青春物語『AWAKE』の場面写真が解禁された。

本作は、2015年に行われ、当時ネットユーザーや将棋ファンの間でかなりの物議を醸した棋士VSコンピュータの対局に着想を得て山田篤宏監督が書き下ろした完全オリジナルストーリー。天才に敗れ棋士になる夢をあきらめた主人公が冴えない大学生活を送っていたある日、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語。主演に、2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」主演が決定し、飛ぶ鳥を落とす勢いの俳優・吉沢亮。共演に、31歳にして芸歴30年を誇る若手実力派・若葉竜也、ほかに落合モトキ、寛一郎、馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まことらが共演する。脚本・監督は、山田篤宏。ニューヨーク大学で映画を学び、これまで乃木坂46のミュージックビデオや短編映画で実績を積んできた40歳の俊英が満を持して商業映画デビューを果たす。

今回解禁された場面写真には、奨励会で棋士を目指していた英一(吉沢亮)がその進退をかけてライバルである陸(若葉竜也)と対局する姿や、棋士の道をあきらめた英一が大学の人工知能研究会で磯野(落合モトキ)と将棋ソフトの開発に打ち込む姿などが捉えられている。さらに、猫背でメガネ姿の英一が眼孔を開いた印象的なカットも。

山田監督が撮影前に吉沢に伝えたのは“パーカーを着てほしい”ということだけ。あとは吉沢が髪型から猫背の姿勢、夢中になると眼孔を開く癖、歩き方までをも自分なりに考え、体形を緩くさせるために少し太って、動きの少ない芝居をカバーする豊かな表情と繊細な仕草で、英一というキャラクターを見事に作り上げていった。山田篤宏監督も「撮影中は吉沢くんがカッコいいってことをすっかり忘れていました」と語るほど、英一に完全になりきっていたようだ。

映画『AWAKE』は2020年12月25日(金)より新宿武蔵野館ほか全国で公開!
監督・脚本:山田篤宏
出演:吉沢亮、若葉竜也/落合モトキ、寛一郎/馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まこと
配給:キノフィルムズ
©2019『AWAKE』フィルムパートナーズ