『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』のブルーレイ&DVDが12月2日(水)に発売されることを記念して、リアリティを求めた“船”のこだわりを語るインタビュー映像が解禁された。

本作はアヌシー国際アニメーション映画祭・観客賞、TAAF(東京アニメアワードフェスティバル)グランプリほか、国際的なアワードで多数の賞を受賞しており、国内でも高畑勲監督をはじめ、各界の著名人が称賛している大変注目度の高い作品。19世紀ロシア。大好きな祖父が北極探検の途中消息を絶ったことを悩む14歳の少女サーシャ。地に堕ちた祖父の汚名を晴らすべく一歩を踏み出した少女の行く先には─。

今回、本作『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』のブルーレイ発売を記念して、貴重なスタッフへのインタビュー映像が公開された。物語は、北極探検の途中に消息を絶った祖父と、その艦船「ダバイ号」を探す主人公サーシャの冒険の旅を描いていますが、物語のカギを握る‟船“という重要な存在に対する、スタッフの繊細なこだわりが伝わってくる。

映像では、船を緻密に描くため実在の船(ルクーブランス号)へ乗り込み、絵コンテと照らし合わせながら再現すべき動作確認を行っている様子や、必要な動きや音などを集めて音響チームが編集したものを、船の雰囲気を再現するのに使ったというレミ・シャイエ監督のコメントなども収録されている。

サーシャが乗り込むノルゲ号の外観について、シャイエ監督はまず、探検家シャクルストンがエンデュアランス号で遠征した際に撮影した“フランク・ハーレイ”の写真を参考にしました。しかし、この船は定員が40名程となりアニメーション化するには人数が多すぎるという問題などがあった。そこで監督は友人(セバスチャン・ゴダール氏)に声をかけ、スウェーデンのトレ・クロノール号の図面から、蒸気で進む機能を搭載したマスト2本の帆船を思いつき作品の中に取り入れるなど、より本物の船に近くなるように、幾度も試行錯誤を重ねた。

インタビュー映像

『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』ブルーレイ

『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』は2020年12月2日(水)にブルーレイ発売/デジタル配信開始!
■ブルーレイ 4,700円(税抜)
■DVD 3,800縁(税抜)
発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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