『トータル・リコール』スタントシーン


映画史に残るアクションシーンを演じてきたスタントウーマンたちの証言で紡ぎだすドキュメンタリー『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』の本編映像と場面写真が解禁された。

CGでは表現出来ないアクションシーンをより緻密に表現するため、ハリウッドでは今でもスタントパフォーマーたちが活躍している。このスタントパフォーマーの存在は映画産業の中で重要視され、アカデミー賞におけるスタント部門の設立などが声高に叫ばれてきている。しかしハリウッドではスタントウーマンたちが活躍し、男性中心のスタントパフォーマーたちの世界で彼女たちの地位や権利を守るために戦ってきた歴史があった。本作は、『トゥルーライズ』『ワイルド・スピード』『マトリックスリローデッド』をはじめとした映画史に残るアクションシーンを演じてきたスタントウーマンたちの証言で紡ぎだすドキュメンタリー。

今回、12月1日に『トータル・リコール』が日本公開30周年を迎える事を記念して、本作に出演するポール・バーホーベン監督が、『トータル・リコール』撮影秘話を語る本編映像と場面写真が解禁された。数々の名アクションシーンの裏側に迫るドキュメンタリー本作。『トータル・リコール』の序盤の目玉とも言えるのが、アーノルド・シュワルツェネッガーとシャロン・ストーンによる激しい戦闘シーン。

バーホーベン監督はこのシーンについて、「シャロン・ストーンの代役(スタントダブル)は優秀だった」と大絶賛。「激しく投げられていると顔が違うのはわからない」と語るように、シュワルツェネッガーとスタントウーマンによる体当たりのアクションが、白熱の名シーンを生み出していたことがわかる。 そのスタントを務めたのは、80年代から活躍するベテランスタントウーマンのドナ・エヴァンス。ドナは「何度もアーノルドにぶん投げられた」と当時の撮影を振り返っている。『トータル・リコール』は現在4Kデジタルリマスター版が公開中。この機会に、スタントウーマンに注目して観てはいかがだろうか。

本編映像

映画『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』は2021年1月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開!
監督:エイプリル・ライト
配給:イオンエンターテイメント
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