現代医療制度・尊厳死・安楽死に向き合う社会派ヒューマン医療ドラマ『いのちの停車場』のティザービジュアルが解禁され、併せて公開日が5月21日(金)に決定した。
都内の終末期医療専門病院に勤務し、命の終わりを真摯に見つめる現役医師でありながら、作家として「ディア・ペイシェント」(2018年刊行)などの作品を発表してきた南杏子が、今の日本の長寿社会における現代医療制度の問題点や、尊厳死・安楽死などの医療制度のタブーに正面から向き合い、それらに携わる医師、患者、その家族が描かれたその感涙の物語。主演・吉永小百合が在宅医療を行う医師役を演じ、その父親役に田中泯、在宅医療医師として働く「まほろば診療所」の院長・スタッフである西田敏行、松坂桃李、広瀬すずが、吉永が演じる咲和子を支える共演陣として出演する。
今回、本作のティザービジュアルが解禁された。本作で、様々な患者のいのちに“優しく寄り添う”立場である“まほろば診療所”の医療スタッフを演じる4人のメインキャストである吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行。彼女らのモノクロの優しげな笑顔が目を引くビジュアルだが、実は彼女らの肖像は、写真ではなく“えんぴつ画”。このえんぴつ画は、SNS上にえんぴつで描いた様々な芸能人の似顔絵を投稿し、“リアルすぎて感動”と話題沸騰の富山県富山市在住の鉛筆画家・古谷振一の超絶技巧によって描かれた。
写真と見間違えるほどの超写実的な4人の似顔絵は、緻密に、そして非常に繊細に描かれていながら、そのえんぴつ画ならではの優しいタッチに映画『いのちの停車場』という作品が持つ“いのちに寄り添う優しいあたたかさ”が見事に表現されている。また、イラストが完成するまでの一部始終をとらえた見応えのある「えんぴつ画メイキング映像」が併せて解禁された。
えんぴつ画メイキング映像
映画『いのちの停車場』は2021年5月21日(金)より全国で公開!
監督:成島出
出演:吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、南野陽子、柳葉敏郎、小池栄子、みなみらんぼう、泉谷しげる、石田ゆり子、田中泯、西田敏行
©2021「いのちの停車場」製作委員会