『さんかく窓の外側は夜』の完成披露試写会が12月15日(火）に丸の内ピカデリーで行われ、岡田将生、志尊淳、平手友梨奈、滝藤賢一、森ガキ侑大監督が登壇した。

本作は、霊が〈祓える男〉冷川（岡田将生）と 〈視える男〉 三角（志尊淳）の2人が “除霊”という特殊能力を使い、怪奇事件の解決に挑む新感覚除霊ミステリー。連続殺人事件と呪いの謎に隠された真実に、冷川と三角の心霊探偵バディはたどり着けるのか―。常識を覆す、新感覚ミステリー・エンターテインメントが幕を開ける。

劇中ではバディを組む岡田と志尊だが、「淳くんは本当にしっかりしていて、熱量が高いなというのは感じていたので、このバディで盛り上げようという意識が前半からあったので、一緒にお仕事ができてよかったです」と振り返り、一方の志尊は「大らかで優しくて、すごく天真爛漫というのは失礼かもしれないんですけど、その中に奥に熱い芯を感じる瞬間がありました。ここぞというところで垣間見れる、あまり多くを語らない方。役者としても人としても大好きだと思い、バディの役ができてよかったです」と語った。

滝藤が「兄弟のように仲がいいんです」と明かすなど、撮影時から仲が良かったという3人。岡田も「おしゃべりが止まらなかった」と笑顔を見せた。そんな3人について「それぞれ言いたいけど」と言う監督は、特に平手について印象深かった“内側”があったようで、「死体の造形の作りがすごくて、『怖い怖い』って言いながら、気づいたらその死体をツンツンしていて、肝が据わってるなと感じました」と明かし、これに平手は「怖かったんですけど、リアルさがすごくて・・・。いつの間にか触ってました」とコメント。

また、“怖いもの”や“怖いこと”について聞かれた志尊は一日かけて撮影した水中撮影用の巨大プールでのシーンについて「水の中ってこんなに怖いんだと思っていたんですけど、ほぼカットされていて、一番怖いのは森ガキさんだと思いました」と明かし、これに森ガキ監督は「編集しながら志尊くんに申し訳ないなと思いながら・・・」と謝罪した。

続けて平手は「大きな音が苦手」と明かし、「日常生活の中でもそうです。特効とか、花火とかも」と加え、岡田や志尊からは「突然バーンってなったら？」「車のプップーは？」と次々と答えを引き出そうと質問が寄せられ、2人に対して平手が「ありがたいです」と答える場面もあった。

同じ質問に滝藤は「『ザ・ファブル』の存在が怖いです。『さんかく』か『ファブル』か、どちらを愛しているのか」と平手が出演する本作の2週間後に公開される“怖いもの”を明かし、「主演も岡田さん」と『ザ・ファブル』の主演である岡田准一の名前を挙げると、岡田からは「これはなかなか答えづらいし、滝藤さんもここで言っちゃダメ（笑）どっちも大切ですね」とツッコミを入れ、会場を沸かせた。

【写真・文／編集部】

映画『さんかく窓の外側は夜』は2021年1月22日（金）より全国で公開！
監督：森ガキ侑大
出演：岡田将生、志尊淳、平手友梨奈、滝藤賢一、マキタスポーツ、新納慎也、桜井ユキ、和久井映見、筒井道隆
配給：松竹
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