『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開に先駆けて、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』3作品がAmazon Prime Videoで12月18日(金)より見放題独占配信されることが決定した。

地球規模の大災害、“セカンド・インパクト”が起きた世界を舞台に繰り広げられる、汎用ヒト型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン(エヴァ)と、謎の生命体“使徒”と呼ばれる敵との壮絶な戦いを通じ、個性にあふれたキャラクターたちが、それぞれの生き方を模索する本作。壮大な世界観と細部まで作り込まれた緻密な設定、デジタル技術を駆使した最新映像が次々と登場し、美しいデザインと色彩、情感あふれる表現などで日本中に一大“エヴァ”ブームを巻き起こし、遠く海外にまで根強いファンを生んだアニメ超大作『新世紀エヴァンゲリオン』。その人気は凄まじく、誕生から25年の時を経て今なおSFアニメ超大作の金字塔として君臨し、アニメの枠を超えたポップカルチャーのアイコンとして大きな影響力を及ぼしている。

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版』を含めこれまでの『エヴァンゲリオン』シリーズのリニューアルでもリメイクでも続編でもなく、新たな『エヴァンゲリオン』として2007年に誕生した『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』は、『:序』、『:破』、『:Q』と、新作を公開する度に興行成績を伸ばし(『:序』20億円、『:破』40億円、『:Q』53億円一般社団法人日本映画製作者連盟調べ)、ついに来年1月23日(金)に『新劇場版』シリーズのラストを飾る『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開される。

今回、その公開に先駆けて12月18日(金)よりAmazon Prime Videoで『新劇場版』シリーズ3作品が見放題独占配信される。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(2007)


未曾有の大災害“セカンドインパクト”の爪痕を残した地球―第3新東京市を目ざして第4使徒が襲来し、人類の命運は、特務機関ネルフに委ねられた。14歳の少年・碇シンジは、連れられたネルフ本部でエヴァンゲリオン初号機に乗り使徒と戦うことを強要される。言われるがまま初号機に乗りこんだシンジは使徒を撃退。エヴァ零号機のパイロット・綾波レイとともに、使徒迎撃の任につくが、やがて襲来した第6使徒は初号機に大損害をあたえる。葛城ミサトは、日本全土の電力を一カ所に集め初号機の陽電子砲で使徒を撃滅する“ヤシマ作戦”を立案。果たして人類の運命は?

原作・脚本・総監督:庵野秀明/監督:摩砂雪、鶴巻和哉
声の出演:緒方恵美(碇シンジ)、林原めぐみ(綾波レイ)、三石琴乃(葛城ミサト)、山口由里子(赤木リツコ)、立木文彦(碇ゲンドウ)、清川元夢(冬月コウゾウ)

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(2009)


北極にあるネルフの基地・ベタニアベースで発掘された第3使徒をエヴァ仮設5号機で倒す、真希波・マリ・イラストリアス。一方、日本には式波・アスカ・ラングレーとエヴァ2号機が到着し、第7使徒を撃滅した。そして第8使徒が衛星軌道上から飛来し、ネルフ本部を襲撃。3機のエヴァが連携する作戦でこれを迎え撃ち、孤立気味だったアスカも仲間の存在に目覚めはじめる。ところが、起動実験中のエヴァ3号機が第9使徒に乗っ取られてしまう。迎撃に出たシンジは、その中に乗るのがアスカと知り戦慄する。ゲンドウは初号機の制御をダミーシステムに切り換え、3号機との戦闘を始めた・・・。

原作・脚本・総監督:庵野秀明/監督:摩砂雪、鶴巻和哉
声の出演:緒方恵美(碇シンジ)、林原めぐみ(綾波レイ)、宮村優子(式波・アスカ・ラングレー)、坂本真綾(真希波・マリ・イラストリアス)、山寺宏一(加持リョウジ)、石田彰(渚カヲル)

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012)

14年の歳月を経て目覚めたシンジは、ミサトら元ネルフ職員が新たなクルーを加えて結成した反ネルフ組織“ヴィレ”の戦艦AAAヴンダーにいた。初号機から発見されたのはシンジひとりで、綾波レイはいなかった。だが、シンジ奪還のため急襲をしかけてきたEVA Mark.09からレイの声を聞いたシンジは、ヴンダーを去りネルフへと向かう。そこで出会った渚カヲルに導かれ、変わり果てた大地の姿を見たシンジは、レイを救済したことをきっかけに“ニア・サードインパクト”が起き、地球に甚大な被害を与えたことを知るのだった。

原作・脚本・総監督:庵野秀明/監督:摩砂雪、前田真宏、鶴巻和哉
声の出演:緒方恵美(碇シンジ)、林原めぐみ(綾波レイ)、宮村優子(式波・アスカ・ラングレー)、坂本真綾(真希波・マリ・イラストリアス)、山寺宏一(加持リョウジ)、石田彰(渚カヲル)

©カラー