今回解禁された場面写真


衝撃の実話に基づく感動の救出劇を映画化した『ある人質 生還までの398日』の場面写真が解禁された。

戦争の中の日常を撮り、世界に伝えたい―。そんな熱い思いを抱いて内戦中のシリアに渡った24歳の若き写真家が、突然誘拐された。拷問と飢えに苦しみ、恐怖と不安に苛まれる地獄の日々を彼はいかにして耐え抜いたのか?そして、絶望しそうになる日々の中、彼を救出するためにごく普通の生活を営んでいた家族は、いかなる方法を実践したのか?主演は2017年ベルリン国際映画祭シューティング・スター賞を受賞したデンマークを代表する実力派エスベン・スメドで、ダニエルという難役を見事に演じ切っている。

今回解禁された10点の場面写真には、“戦争の中の日常を撮影し、世界に伝えたい”という熱い思いを抱いて内戦中のシリアに渡った24歳のダニエルがカメラを手に撮影する姿や、突如ISの人質となったダニエルの怯える表情、さらに『猿の惑星:新世紀(ライジング)』、『ファンタスティック・フォー』のトビー・ケベルが演じたアメリカ人ジャーナリスト、ジェームズ・フォーリーが覆面をした男に銃を突きつけられる緊迫した場面を捉えている。オレンジ色の囚人服を着させられ、覆面をした男たちに常に監視される、地獄のような人質生活の緊張感と絶望感が伝わってくるシーンカットの数々だ。

『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』で知られ、俳優アナス・W・ベアテルセンとともに本作の監督を務めたデンマーク出身のニールス・アルデン・オプレヴ監督は「ダニエルの物語には、想像を絶する残忍さの瞬間が含まれています。しかしそれは、この物語が重大な意味を持つことの根拠のひとつにすぎません。第一に狂信と最悪の本能に乗っ取られた場合、人間はどのような行動に陥るのかを、私たちは決して忘れてはならないということ。第二に、アメリカのフリーランスの従軍記者、ジェームズ・フォーリーとの出会いの中で、ダニエルは人間が晒される最悪の状態を乗り越え、人道主義を守り通し、自分の置かれている状況にも関わらず、勇気を奮い起こし仲間を助けることができるようになるということ。第三に、ダニエルの運命が、彼の周りの人々の能力を最大限に引き出すということ。過激派の手中からダニエルを救うために必要とされる以上に力を尽くす家族と、サポートする人たち。私たちは彼らを英雄と呼ぶことができるでしょう」と作品への思いを語っている。

拷問と飢えに苦しみ、恐怖と不安に苛まれる地獄の日々を彼はいかにして耐え抜いたのか?そして、絶望しそうになる日々の中、彼を救出するためにごく普通の生活を営んでいた家族は、いかなる方法を実践したのか―。

映画『ある人質 生還までの398日』は2021年2月19日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ有楽町にて公開!
監督:ニールス・アルデン・オプレヴ、アナス・W・ベアテルセン
出演:エスベン・スメド、トビー・ケベル、アナス・W・ベアテルセン、ソフィー・トルプ
配給:ハピネット
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