富と権力をめぐる人間の野望と愛憎を描く『連続ドラマW 華麗なる一族』の第5弾キャストが発表された。
大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期、富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介を中心に、一族の繁栄と崩壊が描かれる。脚本には、「連続ドラマW 沈まぬ太陽」など人物描写を丁寧に重ねていく幹の太いシナリオに定評のある前川洋一。監督は、映画『劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』や数々の名作ドラマを手掛けた西浦正記が務める。そして壮大な野望の実現に突き進む主人公・万俵大介を映画『記憶にございません!』での好演も記憶に新しい中井貴一が演じる。
これまでに、主役・阪神銀行頭取の万俵大介(中井貴一)、その長男・鉄平(向井理)、次男・銀平(藤ヶ谷太輔)、大介の愛人・高須相子(内田有紀)、大介の妻・寧子(麻生祐未)をはじめ、万俵家の面々が明らかになっていた本作。
今回、本作を盛り上げる万俵家以外のメインキャストが発表された。金融再編成を進める、時の大蔵大臣・永田格役を石坂浩二が、その永田の言動を察しながら暗躍する阪神銀行の忍者部隊長とも言われる常務・芥川役を高嶋政伸が演じる。鉄平と旧知の仲で、阪神銀行と並ぶ都市銀行である大同銀行の新頭取・三雲祥一役を演じるのは石黒賢。そして、鉄平の隠れ家として度々登場する大阪・新町の待合「つる乃家」の大女将・つる子役を萬田久子、その養女であり東京・麻布の「つる乃家」の若女将・芙佐子役を田中麗奈が演じる。さらに鉄平とともに高炉建設に尽力する阪神特殊製鋼の工場長・一之瀬役を加藤雅也、その息子で同じく阪神特殊製鋼で働く若者・一之瀬四々彦役を工藤阿須加が演じる。
『連続ドラマW 華麗なる一族』は2021年4月18日(日)よりWOWOWプライムにて放送!
毎週日曜日22:00より放送(全12話)※第1話無料放送
監督:西浦正記
出演:中井貴一、向井理、藤ヶ谷太輔、吉岡里帆、松本穂香、要潤、工藤阿須加、美村里江、笹本玲奈、福本莉子、麻生祐未、高嶋政伸、石黒賢、萬田久子、田中麗奈、加藤雅也、石坂浩二(特別出演)、内田有紀