劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』の公開直前プレミアイベントが1月6日(水)に都内で行われ、三石琴乃、金元寿子、佐藤利奈、小清水亜美、伊藤静、福圓美里、菜々緒が登壇した。
1991年から97年にわたって少女漫画雑誌「なかよし」で連載された武内直子作の「美少女戦士セーラームーン」。92年からはTVアニメの放送も始まり、可愛らしくポップなビジュアルと、運命に導かれた女の子たちが華麗に変身して戦う愛の物語は、当時の女の子たちを夢中にさせ、社会現象を巻き起こした。2014年には新シリーズ「美少女戦士セーラームーンCrystal」として再びアニメ化。2021年に最新作劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』前後編として劇場に帰ってくる。本作は原作の4期にあたる《デッド・ムーン編》が描かれている。セーラー戦士たちが、地球の征服を目論む女王ネヘレニア率いる、デッド・ムーンサーカスから人々を守るために立ち向かっていく物語。
無観客で実施された今回のイベントには、スーパーセーラームーン/月野うさぎ役の三石琴乃、スーパーセーラーマーキュリー/水野亜美役の金元寿子、スーパーセーラーマーズ/火野レイ役の佐藤利奈、スーパーセーラージュピター/木野まこと役の小清水亜美、スーパーセーラーヴィーナス/愛野美奈子役の伊藤静、スーパーセーラーちびムーン/ちびうさ役の福圓美里、ネヘレニア役の菜々緒が登壇した。
冒頭で「ここに戻ってきたんだなという気持ちもありますし、劇場版になるということで、セーラー戦士たちが大画面で活躍することが今から楽しみです」と今の気持ちを明かした三石。本作を鑑賞して「キラキラとかときめきとか、切なさとか、苦悩とか、打ち破る強さとか、たくさんの宝石がギュッと詰まった映画になったと思う」とコメント。
劇中ではちびうさの“初恋”が描かれており、「きっとみなさんも同じようにキャッと思っていただけると思うので楽しみにしていただきたいです」と自信を見せた福圓。
本作では悪役を演じる菜々緒は「小さいころにドハマりしたものはあまりないんですけど、唯一セーラームーンが大好き」と明かし、さらに“セーラームーンごっこ”では「セーラームーンの座を譲らなかったと言われておりまして・・・」というほど思い入れがあった様子。
憧れの三石とともにステージに立った菜々緒は「感無量と言いますか、お話されててても、奥にうさぎちゃんがいるので。こんな状況なのでお近づきもできないですし」と残念がる場面もあった。最後に三石は「ときめきとともにパワーをもらって、明日への一歩になったらと思います」とメッセージを送った。
【写真・文/蔭山勝也】
劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』前編は2021年1月8日(金)より、後編は2月11日(木・祝)より公開!
監督:今千秋
声の出演:三石琴乃、金元寿子、佐藤利奈、小清水亜美、伊藤静、福圓美里、野島健児、皆川純子、大原さやか、前田愛、藤井ゆきよ、広橋涼、村田太志、中川翔子、松岡禎丞、渡辺直美、菜々緒
配給:東映
©武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」製作委員会