『おもいで写眞』の完成報告会見が1月13日(水)に都内で行われ、深川麻衣、高良健吾、香里奈、吉行和子、熊澤尚人監督が登壇した。
『虹の女神』、『君に届け』などのヒット作品に加え、近年『ユリゴコロ』、『ごっこ』など人間の深層心理に肉簿した作品で新たな境地を見出した熊澤尚人監督が「人が生きる豊かさと年を重ねる美しさ」を繊細に紡いだ小説「おもいで写眞」(幻冬舎文庫)を映画化した本作。主演は『パンとバスと2度目のハツコイ』以来の映画主演作となる深川麻衣。共演には、深川麻衣と初タッグとなる高良健吾のほか、香里奈、井浦新などの実力派が揃い、さらに、古谷一行や吉行和子など、日本を代表する俳優陣が出演する。
登壇者のバックパネルには、劇中で実際に使用された写真がずらりと並ぶが、その写真を見ながら「(ロケ地となった)富山のみなさんに全面協力していただいて、本当にお世話になった」と感慨深げに振り返る深川。撮影中には冷やしトマトの差し入れもあったようで「気遣いがうれしかった」と笑顔を見せた。
また、漁港のシーンでは、実際に朝の市場で撮影が行ったことが明かされ「富山の漁港の風景が切り取られているので注目していただきたいです」と語る深川。熊澤監督も「リアルな漁師さんの魚市場の進行を止めずに撮りました」と明かした。
イベントでは登壇者の“おもいで写真”を披露。2~3歳の頃の写真を披露した深川は「秋祭りが大好きで、屋台の上に乗って法被を着て下から母が撮ってくれた写真」と説明。これに高良は「かわいいですね」と笑顔を見せ、「前髪ぱっつんでかわいい」という香里奈に深川は「家族に切ってもらっていたので、いつも前髪ぱっつんだったんです。恥ずかしくて汗が出てきました(笑)」と照れ笑いを浮かべた。
【写真・文/編集部】
映画『おもいで写眞』は2021年1月29日(金)より全国で公開!
監督:熊澤尚人
出演:深川麻衣、高良健吾、香里奈、井浦新、古谷一行/吉行和子
配給:イオンエンターテイメント
© 「おもいで写眞」製作委員会