板垣瑞生、原菜乃華


親友のように仲が良い友達への“片思い”を描いた青春ラブストーリー『胸が鳴るのは君のせい』の追加キャストとして、板垣瑞生、原菜乃華の出演が発表された。

原作は、2012年から2014年まで「ベツコミ」で連載され、累計発行部数250万部突破の大ヒット少女コミック。転校生の有馬隼人と、有馬を想い続ける篠原つかさが繰り広げる、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描いた青春ラブストーリー。主演を務めるのはジャニーズJr.内ユニット「美 少年」のメンバー・浮所飛貴。普段はクールで飄々としているが、つかさからの片思いを知りながらも変わらず友達として接する優しさや、時折見せる笑顔が魅力の、原作でも絶大な人気を誇るキャラクターを演じる。ヒロイン・つかさ役を演じるのは白石聖。

主人公・有馬(浮所飛貴)の中学時代の同級生であり、いつも女子に囲まれているモデル風イケメン・長谷部泰広を演じるのは、『初恋ロスタイム』(2019)で映画初主演を果たし、同年には話題映画5本に出演、そしてNHK連続テレビ小説『エール』(2020)やドラマ「社内マリッジハニー」(2020)に出演し、1月20日には主演ドラマ「FAKE MOTION-たったひとつの願い-」の放送を控える板垣瑞生。映画『ソロモンの偽証』(2015)では1万人の中から準主役に抜擢され、日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞するなど実力派俳優の板垣が演じるのは、最初は面白半分でつかさを茶化していたが、有馬を一途に想い続けるつかさの姿に徐々に惹かれていくという役どころ。つかさに対するまさかの恋心にもどかしい想いを抱える長谷部と、つかさを気に掛ける有馬との間でバトルが勃発!?原作でも人気のキャラクターを感情豊かに繊細に描き出す。

さらに、泰広のいとこであり有馬の元カノ、お嬢様女子高に通う美少女・長谷部麻友役には、2016年のCX系ドラマ「朝が来る」で12歳にして出産シーンを演じ注目を集め、映画『罪の声』(2020)では物語のカギを握る中学生の少女役を演じたことでも大きな話題となった原菜乃華。有馬の転校を機に別れてしまったが、いとこの泰広が有馬と同じ高校と知ったことで有馬に対する思いが再燃してしまう麻友。同じく有馬に思いを寄せるつかさと、有馬を巡ってバチバチな関係に!?これまで演じてきた役は闇を抱えていたりどこか暗い一面を持っていることが多かったという原だが、本作では、熱い想いを秘めた美少女というこれまでとはガラッと変わった役柄を、抜群の存在感で力強く生き生きと演じる。

板垣瑞生(長谷部泰広役)コメント

長谷部はいじわるでチャラくて一見嫌な男にみられがちですが、心に抱えた闇、明るさ、チャーミングさ、素直さ、多面的な魅力があります。普段はチャラいのにいざ正面から向き合った時のピュアさは長谷部のかわいいところだと思いますし、真正面から生きられない長谷部の“弱さ”みたいなことも観て下さる方々に伝わったらいいなと思います。恋愛青春映画なので、キュンとするようなシーンがたくさん詰まっていますが、それと同時に、高校生のリアルな部分だったり、人を好きになることやその辛さもちゃんと描かれている作品です。ストーリーを楽しんいただくのは勿論、ぜひ、我らが座長の浮所飛貴を映画館に観に行ってください。本当にかっこよくてすてきなので、ぜひよろしくお願いします!

原菜乃華(長谷部麻友役)コメント

キラキラした少女漫画原作映画に出演するのが一つの目標だったので、今回この願いが叶って麻友を演じられて、すごく嬉しかったです。麻友を演じるにあたって、一途に恋をしている女の子であることを忘れないよう意識して現場に入ろうと思い、恋愛ものの作品をヒロインのライバルの目線から見返しました。ライバルの女の子も、ちょっといじわるに見えてしまうだけで純粋に相手のことを思っているんだと気付いて、麻友の見方もちょっと変わりましたし、麻友も恋する気持ちはつかさと変わらないので、そこは無くさないようにしようと思いました。とてもキュンキュンできる作品で、恋愛に対して怖がらずに前向きになれる作品だと思います。

映画『胸が鳴るのは君のせい』は2021年6月4日(金)より全国で公開!
監督:髙橋洋人
出演:浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、白石聖、板垣瑞生、原菜乃華
配給:東映
©2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会