岩田剛典と新田真剣佑が表裏一体のバディを演じるサスペンス・エンターテイメント『名も無き世界のエンドロール』のメイキング写真が解禁された。
問題のある家庭で、淋しさを抱えて育ったキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)。そこへ同じ境遇の転校生・ヨッチもまじわり、少年期から成人まで3人は支え合いながら生きてきた。だがある時、ヨッチは2人の前から突然消えてしまう。それから10年もの月日が流れ、キダとマコトは表と裏それぞれの世界を、死に物狂いでのし上がっていた。全ては、世界の片隅で生きてきた彼らとは住む世界の異なる「ある女性」にプロポーズをするため。しかし、実はそれは日本中をも巻き込んだ、ある壮大な計画だった。ラスト20分、想像を絶する衝撃のエンドロールが幕を開ける―。行成薫による同名傑作小説を映画化した本作。岩田剛典と新田真剣佑が表裏一体のバディを演じる。
今回、主人公のキダを演じる岩田剛典と幼なじみのマコトを演じる新田真剣佑を捉えたメイキングカットが一挙解禁された。本作は、過去と現在が激しく行き来しながら物語が進み、ラストの20分で真実が繋がっていくという仕掛けが見所。今回解禁されたのは、過去パートである学生時代の一幕と、日本中を巻き込んだ”ある壮大な計画”を実行する為に2人がそれぞれ”闇の交渉屋”と”実業家”へと変貌を遂げた現在パートの撮影現場を押さえたもの。
佐藤祐市監督が「過去と現在の違いを表現するために、大切な思い出が詰まった過去のシーンは”暖色のアンバー系”に、ある壮大な計画に向かって邁進する現在を”寒色のブルー系”のトーンで撮影しました」と語る通り、学生時代1枚とその他の写真を比べると色のトーンの違いが見てとれる。また、学生時代の楽し気なムードから一変、真剣な顔つきへと変化した窓の外を見つめるふたりの表情で、現場の雰囲気も衝撃のラストシーンの撮影に向かうにつれて緊張感が高まっていったことがわかる。
併せて、計画の準備を進める基地となる現在パートのマコトの部屋の全貌もお披露目。“過去”と“現在”の色彩の違いは美術セットにも反映されており、マコトの部屋はカーテンやソファ、絵画まで青系で統一されている。成功を収めたマコトは、誰もが羨む一等地のタワーマンションで暮らすが、部屋はどこか冷たくさみしい雰囲気が漂う…。岩田と新田の熱演はもちろん、2人の心情を反映した空間と工夫を凝らした映像にも注目だ。
映画『名も無き世界のエンドロール』は2021年1月29日(金)より全国で公開!
監督:佐藤祐市
出演:岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン/石丸謙二郎、大友康平、柄本明
配給:エイベックス・ピクチャーズ
©行成薫/集英社 ©映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会