『さんかく窓の外側は夜』の公開前夜祭舞台挨拶が1月21日(木)に都内で行われ、岡⽥将⽣、志尊淳、平⼿友梨奈、森ガキ侑⼤監督が登壇した。

本作は、霊が〈祓える男〉冷川(岡田将生)と 〈視える男〉 三角(志尊淳)の2人が “除霊”という特殊能力を使い、怪奇事件の解決に挑む新感覚除霊ミステリー。連続殺人事件と呪いの謎に隠された真実に、冷川と三角の心霊探偵バディはたどり着けるのか―。“呪いを操る女子高生”として、ストーリーの鍵を握るヒロイン・ヒウラエリカ役を平手友梨奈が演じる。常識を覆す、新感覚ミステリー・エンターテインメントが幕を開ける。

鑑賞後の観客の前に登壇し、「ちょうど一年前に撮影し、やっと明日から皆さんにこの作品を届けられる。みなさんにこの作品が届けられることが本当に嬉しいです」と公開前夜の気持ちを言葉にした岡田。続けて、お気に入りシーンについて「(観た後なので)何話してもいいんですよね!?新しいエピソードが出ちゃうかもしれない!」と話す志尊が3人の関係性の展開を明かすと、岡田も「(演じる側なのに)俺も予告編観て騙されたな(笑)」と冗談を交えながら続けた。岡田は「終盤に志尊君演じる三角の温かさを感じられるシーンが詰まってる。三角を演じたのが志尊くんでよかった。これ(キャスト間に置かれたアクリルパネル)がなかったら抱きしめてる!」と最高のバディ感を見せた。

また、劇中では「君は僕の運命だ」という印象的なセリフが出てくることから“これまでに運命を感じたこと・体験”について聞かれた岡田は「この作品は1度の公開延期がありましたが、公開を迎えられることに運命を感じます」と話し、志尊も「10年間の俳優人生の中でも、この作品との出会いは運命的でした」と本作に懸ける強い想いを語った。さらに「最後のシーンも含みがあって…続編を期待しちゃいますよね!?」と志尊が話すと、「俺も続編がやりたい!」と岡田も続き、興奮気味の2人から「てちも続編やりたいよね?」と訊かれた平手は、「…私たちで決められるの?(笑)」と少し戸惑いを見せながら加わり、撮影時から変わらない、3人の仲がよくチークワークの良いやりとりを見せた。

舞台挨拶では、キャストにサプライズで森ガキ監督が3人へ向けた手紙を披露。「岡田君ならこの難しい役を安心して任せられると思った」「芯の強さが心の奥に眠っている志尊くんの三角が好きです」「岡田君と志尊君がてちって呼んでいるのを実は羨ましく見てました。だから今日、初めて呼ばせてください。てち、出会ってくれてありがとう」
と3人への感謝の熱い想いが書き綴られた手紙の内容に岡田は「森ガキ監督の現場には本当に愛が溢れていました。
また一緒に仕事がしたい」と目頭を熱くしながら語った。志尊も「監督のことは親戚だと思っているくらい信頼している。誇れる作品を作ってくれてありがとうございます」と監督への感謝の気持ちを述べた。また、はじめて監督から“てち”と呼ばれた平手は、監督が私のことをてちって呼びたいと思ってたことを今日初めて知りました。てちって呼ばれて嬉しかったです」と監督の想いに応えた。

最後に岡田は「監督からの手紙を聞いて、人の言葉の温かみは素敵だなと思いました。この作品はSNSの誹謗中傷についても触れている。この作品を通して何か感じてもらえたら」とメッセージを贈った。

映画『さんかく窓の外側は夜』は2021年1月22日(金)より全国で公開!
監督:森ガキ侑大
出演:岡田将生、志尊淳、平手友梨奈、滝藤賢一、マキタスポーツ、新納慎也、桜井ユキ、和久井映見、筒井道隆
配給:松竹
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