岩田剛典と新田真剣佑が表裏一体のバディを演じるサスペンス・エンターテイメント『名も無き世界のエンドロール』のモード学園学生クリエイターとのコラボビジュアルが解禁された。

問題のある家庭で、淋しさを抱えて育ったキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)。そこへ同じ境遇の転校生・ヨッチもまじわり、少年期から成人まで3人は支え合いながら生きてきた。だがある時、ヨッチは2人の前から突然消えてしまう。それから10年もの月日が流れ、キダとマコトは表と裏それぞれの世界を、死に物狂いでのし上がっていた。全ては、世界の片隅で生きてきた彼らとは住む世界の異なる「ある女性」にプロポーズをするため。しかし、実はそれは日本中をも巻き込んだ、ある壮大な計画だった。ラスト20分、想像を絶する衝撃のエンドロールが幕を開ける―。行成薫による同名傑作小説を映画化した本作。岩田剛典と新田真剣佑が表裏一体のバディを演じる。

今回、本作と東京モード学園・大阪モード学園・名古屋モード学園グラフィック科の学生クリエイターとのコラボレーションが実現した。本作を鑑賞し、受け取ったメッセージを基に、才能溢れる学生クリエイターたちが自由な発想で本作を表現したビジュアルを制作。全部で71点にものぼった応募作品の中から、映画スタッフと主人公のキダを演じた岩田剛典自らの選出により優秀賞5点と、特賞1点が決定した。

特賞を受賞した作品は、映画のメインビジュアルにも使用されている印象的な紫色の空を小さな球体に閉じ込め、孤独な境遇で支え合いながら生きてきた幼馴染たちの「世間からはみ出した小さな世界」を見事に表現。主人公のキダと新田真剣佑演じる幼馴染のマコトが10年もの年月をかけて実行する”ある壮大な計画”の舞台でもあるクリスマス・イブの寒空の下に寂しげに転がる様子は、今にも消えてしまいそうな、“名も無き世界”の儚さを感じさせる。

岩田は数ある作品の中から本ビジュアルを特賞に選んだ理由として「ビジュアルの中心に配置された幼なじみ3人の世界を表現する球体、それが少しづつ崩れ去って宙に溶け込んでいく様や劇中で重要なシーンとなる交差点というシチュエーションで佇む信号機、舞い散る雪、など映画の要素を表現しながらも直接的ではないことでデザインとしても非常に魅力的に感じました。ポスターとしてキダ、マコト、ヨッチという3人の関係性や映画そのものが全く違う角度から表現されていて、学生さんの自由な発想を感じる素晴らしいクリエイティブだと思います。」と述べ、若き才能に最大級の賛辞を送る。

なお、本ビジュアルは映画『名も無き世界のエンドロール』公式サイト、モード学園公式サイト、公式SNSに掲載されるほか、優秀賞の5点とともに1月25日(月)~31日(日)まで東京メトロ池袋駅改札外に掲出される(※駅係員へのお問い合わせはご遠慮ください)。

特賞

優秀賞

映画『名も無き世界のエンドロール』は2021年1月29日(金)より全国で公開!
監督:佐藤祐市
出演:岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン/石丸謙二郎、大友康平、柄本明
配給:エイベックス・ピクチャーズ
©行成薫/集英社 ©映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会