ロバート・A・ハインライによる名作小説を映画化した『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』の公開が延期されることが決定した。

2月19日(金)に公開を予定していた本作『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、公開日が延期されることが決定した。配給を担当するアニプレックスは「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の状況、日本政府による緊急事態宣言の発出という事態を重く受け止め、『夏への扉 -キミのいる未来へ- 』の公開につきまして慎重に検討を重ねて参りました。その結果、感染拡大の状況に鑑みまして、予定しておりました2021年2月19日(金)公開の延期を決定いたしましたことをお知らせいたします。」と発表している。

延期後の公開日は決定次第公式サイトや公式SNSで発表される。

1995年東京―。科学者の高倉宗一郎は、尊敬する偉大な科学者であった亡き父の親友・松下の遺志を継いだプラズマ蓄電池や実用化ロボットの完成を目前に控えていた。愛猫のピートと、松下の娘・璃子との穏やかな日常の中で、研究に没頭する日々を送っていたが、罠にはめられ、研究を奪われ会社も追われてしまう。さらに宗一郎は冷凍睡眠させられ、目が覚めた時そこは、2025年の東京だった―。ピートや璃子の死を知り、すべてを失ったと知る宗一郎だが、ヒューマノイドロボットとPETE(ピート)の力を借り、30年の時を超えて璃子を救おうと決意する―。主演は山﨑賢人、監督を三木孝浩が務める。

映画『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』
監督:三木孝浩
出演:山﨑賢人、清原果耶、夏菜、眞島秀和、浜野謙太、田口トモロヲ、高梨臨、原田泰造、藤木直人
配給:東宝、アニプレックス
©2021「夏への扉」製作委員会