『名も無き世界のエンドロール』の映画×dTVドラマW大ヒット記念舞台挨拶が2月4日(木)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、岩田剛典、松井愛莉、佐藤祐市監督が登壇した。

問題のある家庭で、淋しさを抱えて育ったキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)。そこへ同じ境遇の転校生・ヨッチもまじわり、少年期から成人まで3人は支え合いながら生きてきたがある時、ヨッチは突然消えてしまう。それから10年が経ち、キダとマコトは表と裏それぞれの世界でのし上がっていた。全ては彼らとは住む世界の異なる「ある女性」にプロポーズをするため。しかし、実はそれは日本中をも巻き込んだ、ある壮大な計画だった。dTVオリジナルドラマ『Re:名も無き世界のエンドロール ~Half a year later~』の舞台は映画のラストから半年後。闇の交渉屋として生きるキダを中心に、幼なじみしか知らないはずのある言葉を放つ謎の女性との出会いをきっかけに自らの運命と対峙していく様を全3話で描く。

映画本編とドラマ全3話をの上映後に行われた今回の舞台挨拶には、キダ役の岩田剛典、ドラマで謎の女性・ミチル役を演じた松井愛莉と佐藤祐市監督が登壇した。長時間の上映に「疲れちゃうよね(笑)」と観客を気遣う岩田だが、1月29日(金)に公開された映画を2度以上鑑賞した観客が手を挙げると「こんなにいらっしゃるんですか!」と驚きの表情を見せる場面も。そんな岩田はインターネットでのレビューも見ているようで「みなさんそれぞれに違う感想が出てくる。作品魅力として感じました。こういうリアクションが返ってくるんだなというのが楽しみですね」とコメントした。

MCから映画とドラマの見どころを聞かれた岩田は「すごいいっぱいあるからな、5時間くらいに話になっちゃいますよ」と返すと、すかさず佐藤監督から「岩ちゃん、そんなに話せる?」とツッコミが入り、「それは盛りましたけど(笑)」と笑って返す岩田。映画については「時系列を緻密に考えてくださったのが醍醐味。ドラマはシンプルに後日談として楽しんでいただく」とおススメした。

イベントでは、MCの質問に観客が「○×」の札で回答する質問コーナーに。「恋人にするなら、キダとマコトどちらのタイプ?」という質問に、岩田は「テンションが合わなさそうだなと。生きるスピードが(笑)」と語り、自身が演じたキダタイプを選んだ。また、「ドラマの続きを見たいですか?」という質問には「原作もありますので映像としても成立する可能性としてはあるのかな」と答えた岩田。

最後に「バラをサプライズでプレゼントしたことがある人は?」の質問に、岩田は“×”を出し、「ちょっと恥ずいというか・・・」と答えると、観客全員が“○”と回答。これに岩田は「全員○!?すごいですね。清々しいくらい○」と驚きの声をあげるが、実は事前に仕込まれたサプライズ。ここで松井から、映画が幼馴染3人の“永遠の絆”を描いていることから“108=とわ”と読むことができる“108本のバラの花束”が座長である岩田にプレゼントされ、これに岩田は「すごいずっしりですね。だからみんな○だったってことですか!?」と笑顔で返した。

最後に岩田は「こういう時期に心苦しくも公開させていただく以上は宣伝だったり、数多くのスタッフのみなさんの力を借りながら、一つの作品をお客さんの水戸に届けるというのは、人と時間と、いろんなことが積み重なってこうやって舞台に立てるんだと改めて感じました」と感謝の気持ちを口にし、「108本の花束をいただきましてとても勇気をいただきました。この作品は1回目と2回目で全然違う感じ方ができる作品です。頭の中を真っ白にして観ていただきたい作品です。一人でも多くの方に届けば」と本作をアピールした。

【写真・文/編集部】

映画『名も無き世界のエンドロール』は全国で公開中!
監督:佐藤祐市
出演:岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン/石丸謙二郎、大友康平、柄本明
配給:エイベックス・ピクチャーズ
©行成薫/集英社 ©映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会

オリジナルドラマ『Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~』はdTVにて独占配信中!
総監督:佐藤祐市 監督:菊川誠
出演:岩田剛典、新田真剣佑、松井愛莉/山田杏奈、石丸謙二郎/金子ノブアキ/柄本明
©行成薫/集英社 ©映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会 ©エイベックス通信放送