幸せを追い求めたその女性は、なぜ社会を震撼させる凶悪事件を起こしたのか―『哀愁しんでれら』の本編映像が解禁された。
市役所に勤める女性が、一晩で怒涛の不幸にあい、すべてを失ってしまう。人生を諦めようとしていた彼女だったが、8歳の娘を男手ひとつで育てる開業医と出会い、優しく、裕福で、王子様のような彼に惹かれていく。不幸のどん底から一気に幸せの頂点へ駆け上がる、まさにシンデレラとなった彼女は新婚生活を始めるが、ある日、前代未聞の凶悪事件を起こしてしまう・・・。主人公・小春役を演じるのは土屋太鳳。監督は渡部亮平。
本作はタイトルの通り童話「シンデレラ」を下敷きに、シンデレラと王子が結婚した“その先”を描く。2人が幸せになった後の衝撃的な展開に、ネット上では「心臓えぐられた」「重い後味に襲われる」「韓国映画を観てるような面白さ」「かなり引きずるので安易に勧められない」「胸糞悪くなる映画」「『ミッドサマー』が好きな人は『哀愁しんでれら』も好きだと思う」などの感想が溢れた。一体シンデレラストーリーの“その先”に何が待っているのか?今回はそんな本作のシンデレラこと小春と王子様・大悟の結婚生活から本編映像が解禁された。
小春が毎日ヒカリへ愛情を込めて作っているお弁当。いつも残さずキレイに返ってくるが、ある日小春の中で「果たしてヒカリは“本当に食べているのか”?」という疑問が生じる。そこで小春は画策する。いつものようにおにぎりを握っていると思いきや、小春の手の中にあったのは最高級の梅干ではなく5円玉。それを炊き立ての美味しそうなごはんの中に隠し味として入れ、続いて冷蔵庫に貼っていたライオンのマグネットにも手を伸ばす。
本当に食べているのなら必ず具材の異変に気が付くはずだが、何事もなかったかのように空のお弁当が返ってきた。学校から帰ってきたヒカリに、「お弁当、美味しかった?」と確認をする小春。「美味しかったよ」と平然と言い放つヒカリに対し、この時何か壊れてしまったのか!?きれいな長い黒髪をむしり怒りに震える小春なのであった―。一見幸せそうな家庭に見えるが、もうすでに何かが壊れてしまっている本シーン。これ以降の怒涛の衝撃的な展開にも注目だ。
本編映像
映画『哀愁しんでれら』は全国で公開中!
監督:渡部亮平
出演:土屋太鳳、田中圭、COCO、山田杏奈、ティーチャ、安藤輪子、金澤美穂、中村靖日、正名僕蔵、銀粉蝶/石橋凌
配給:クロックワークス
©2021 「哀愁しんでれら」製作委員会