Netflixオリジナルアニメシリーズ『極主夫道』の配信日が4月8日(木)に決定し、併せてボイスキャスト、予告編、キーアート、主題歌が一挙解禁された。

本作は、かつて裏社会で数々の伝説を残した元極道の龍が、専業主夫として過ごす日常を描くアットホームなギャグコメディ。主人公・龍を声優や俳優、ナレーターなど様々な分野で活躍する人気声優の津田健次郎が務め、TVアニメ『のだめカンタービレ』や劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』など数々の話題作を手掛ける今千秋が監督を務める。

おおのこうすけ原作の『極主夫道』は、コミックス全体の売上が330万部を突破し、昨年は実写ドラマ化もされた。主人公はかつて“不死身の龍”と恐れられた元極道で、現在は主夫の道を極める専業主夫の龍。龍は朝から晩まで忙しく働く妻・美久のために手作り弁当を作りSNSにアップし、裁縫や炊事、洗濯、掃除など毎日の家事を完璧にこなす。さらに町内会の付き合いも欠かさずに行うなど、元極道らしい言動とは裏腹にユーモア溢れるアットホームな日常が描かれる。

今回解禁された予告編では、原作漫画の空気を感じさせるシーンがたくさん詰まっている。その一つが、漫画のコマ割りのような絵を意識したあえて“動かない”演出。昨今の3DCGや滑らかな絵作りとは一線を隠す手触りを感じる“ゆるカワ”な画作りと、役者たちの迫真の“カチコミ”演技が相まり、新感覚のアニメとなっている。そうした演出について今監督は「プロデューサーから『漫画のようなアニメを作れ!』『絶対に動かさないこと!』という絶対条件がベースにありまして、それがまた大変で大変で……。普通に作画で動かした方が楽だわ!というシーンもあり、普段はしなくてもいい苦労が沢山あって…決して楽な作品では無かったです。笑」と明かしている。

原作者のおおのも、映像と演技の絶妙なバランスについて「最初お話しを伺った時は少し驚きました。実際出来あがったものを拝見しますと、作品の怒涛に過ぎていくテンポ感にとてもマッチした手法だなと感じました。限られた素材で色んな見せ方、演出が盛り込まれていて、ギャグのスピード感を損なっていないなと感じました。また、声優さんの演技も直に伝わってきて楽しめるかなと思います」と漫画に近いアニメ版の演出に太鼓判。さらに予告編には津田健次郎演じる龍の「ネトフリさん、ほんまアコギな商売してまんな」という本編にはない予告編でしか聞けない特別な台詞が入っており、スタッフとキャストの遊び心が詰まった予告編に作品への期待も高まるばかりだ。

そんな本作に新たに“カチコむ”声優キャストも併せて解禁。龍の妻・美久役は、テレビアニメ『美少女戦士セーラームーンCrystal』シリーズの愛野美奈子(セーラーヴィーナス)を始め、数々の人気キャラを演じる伊藤静。龍のコワモテにも動じないマイペースな妻・美久を演じる伊藤は「美久は料理は壊滅的かつ破壊的ですが、タッちゃんのことを可愛いと言っちゃう懐の深さがたまりません」と美久の魅力を語る。そして、龍の元舎弟・雅役は、ゲーム「刀剣乱舞」の蜂須賀虎徹やテレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』の主人公ジョナサン・ジョースターなどの声で知られる興津和幸。龍を兄貴と慕う雅を演じた興津は「雅は龍の兄貴を心から尊敬してますっ!兄貴はめっちゃすごいです!!どれくらいすごいかというとめっちゃすごいです!絶対見て欲しいです!オスッ!!!」と明かし、2人が演じる美久と雅が龍の日常にどんなドタバタ劇を巻き起こすのか注目だ。

さらに主題歌を担当するのは打首獄門同好会。好きな食べ物や日常生活の中で感じるささいな気持ちを歌詞にした生活感溢れる楽曲が魅力で、本作では龍が専業主夫の道を極める気持ちを歌ったオープニングテーマ『シュフノミチ』とエンディングテーマ『極・夫婦街道』を書き下ろした。龍の主夫としての苦労や家族を守るという決意などが込められた歌詞に注目だ。

予告編

ストーリー

“不死身の龍”と恐れられ、いくつもの組を潰した伝説も持つ、龍。しかし極道から足を洗い、結婚。専業主夫の道を極めるため、毎日の家事を一生懸命こなしている。掃除、洗濯、買い物に料理。町内会の付き合いも欠かさない。朝から晩まで会社で忙しく働いている妻・美久のサポートも龍の役割だ。町内会婦人部の面々や、スーパーでパートとして働くヤクザの姉御など、個性的すぎるキャラクターたちが登場し、龍のクスっと笑える日常を描くギャグコメディ

Netflixオリジナルアニメシリーズ『極主夫道』は2021年4月8日(木)より全世界独占配信!
監督:今千秋
声の出演:津田健次郎、伊藤静、興津和幸
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©おおのこうすけ/新潮社