オールスターキャストが贈る逆転連発エンターテインメント『騙し絵の牙』の我が家・坪倉由幸へのインタビューと場面写真が解禁された。
塩田武士が俳優・大泉洋を主人公にあてがきし、話題・評判ともに世間の注目を集めたベストセラー小説「騙し絵の牙」(角川文庫刊)を吉田大八監督により実写化。主人公の雑誌編集長・速水役には、もちろん本作の主人公としてあてがきされた俳優・大泉洋。大泉と映画初共演で吉田組には『桐島、部活やめるってよ』以来となる松岡茉優の他、佐藤浩市、宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、和田聰宏、坪倉由幸、斎藤工、塚本晋也、リリー・フランキー、小林聡美、國村隼など日本を代表する超豪華俳優陣が大集結。それぞれがクセモノ揃いのキャラクターを見事に演じ、崖っぷち出版社を舞台に繰り広げられる仁義なき騙し合いバトルが誕生した。
本作には、TBS「アンナチュラル」「下町ロケット」や、NTV「あなたの番です」など脇役ながら印象に残る名演技を見せてきた坪倉由幸が出演している。本作が映画初出演となるが、大泉洋演じる雑誌「トリニティ」編集長の下で奔走する副編集長・柴崎真二の役という重要なポジションだ。もちろん坪倉も騙しを仕掛けるクセモノたちの一人だ。
――撮影現場はいかがでしたか?
監督も凄い方だし、大泉洋さんをはじめ、松岡茉優さんや共演の皆さんも凄い方ばかりなので、緊張しました。
――大泉洋さんについて
座長の大泉さんが、凄い雰囲気を良くしてくださって、自ら話しかけてくれるんです。大泉さんが「俺、自信ないから稽古するぞ」と言ってみんなを集めて。でもご本人はひとりでも出来るんです。多分僕たちのためにそういうことをやってくれて、分け隔て無くチームにしてくださって助かりました。
――オファーを受けて
正直「なんでかな?」という感じでした(笑)。「こんな凄い方々といいのかな?」と。
――副編集長・柴崎役について
僕も人生の中でトップに立ったことがないので、編集長になれそうだったのに(大泉演じる)速水がやって来て編集長になれない柴崎の気持ちは分かります。芸人としてもトップに立てなくて、賞レースに出ても準決勝止まりでいつも悔しい気持ちがあって。嫉妬じゃないですけれど。事務所内でも頑張ってネプチューンさんに追いつこうと思ったら、ハナコとか四千頭身が来ちゃったみたいな(笑)。そんな感じが(役と自分が)近いところがあるのかなと。
――吉田大八監督について
監督の印象は良い意味で細かいかなという感じはします。他の方の撮影を見ていても一発OKがあまり出ないのかなと思って。一番良いところを引き出そうとしてくださっているのか、ただ本当に細かいだけの人なのか(笑)。事細かく説明してちゃんと指導していただけるので、OKが出た時は凄く嬉しかったです。
――作品について
本当に面白い作品ですし、作品を壊さないように頑張って演じていますので、是非たくさんの方に観ていただきたい思いです。
映画『騙し絵の牙』は2021年3月26日(金)より全国で公開!
監督:吉田大八
出演:大泉洋、松岡茉優、宮沢氷魚、池田エライザ/斎藤工、中村倫也、佐野史郎、リリー・フランキー、塚本晋也/國村隼、木村佳乃、小林聡美/佐藤浩市
配給:松竹
©2021「騙し絵の牙」製作委員会