舞台『マジムリ学園 蕾-RAI-』が3月27日(土)より天王洲 銀河劇場で開幕するのに先駆けて、26日(金)に囲み取材が行われ、小栗有以、岡部麟、倉野尾成美、坂川陽香、小田えりな、坂口渚沙、横山結衣、行天優莉奈が登壇した。

2018年7月に日本テレビでドラマが放送され、同年10月には舞台化を果たし満員御礼となった人気作。本公演では舞台「マジムリ学園」から2年後の世界が描かれる。劇中では、少女たちの心の葛藤を繊細に描くシーンや打って変わって大迫力の殺陣にも挑戦。彼女たちの新たな一面に注目が集まる。本公演はお芝居とライブステージの二部構成で行われ、7周年記念公演として毎公演日替わりゲストやリモート出演でAKB48メンバーが参加。また、この春卒業するメンバーの卒業セレモニー、バースデーイベントなども行う盛りだくさんの内容となっている。

私立嵐ヶ丘学園・華組より清水小百合(リリィー)役の小栗有以、南咲良(サクラ)役の坂口渚沙、真中花梨(カリン)役の坂川陽香、私立嵐ヶ丘学園・生徒会より朝陽日奈(ヒナ/ヌル)役の岡部麟、美山千里(タウゼント)役の小田えりな、百鬼夜行より山本菫(スミレ/夜叉)役の倉野尾成美、里崎愛流(般若)役の横山結衣、そして坂本郁美(ハレンチ先生)役の行天優莉奈。

2018年の舞台に引き続きリリィー役を演じる小栗は、「アクションの楽しさを覚えて、回し蹴りもだんだん得意になって、舞台とかドラマは終わったけど回し蹴りにハマって、次あったらいいなと思いつつ」とまさかの告白をし、今回再び同役を演じることについて「できる日が来ると思ってなかったのですごく嬉しいですし練習した成果がお見せできればいいなと思っているので、みんなに華麗な回し蹴りをお見舞いしたいと思います」と意気込んだ。

岡部は「悪役をやるにあたって、岡部麟から生まれた悪をこの舞台で放出しているというか、私が考えた悪を発揮できたらと思ってる」と自信を見せ、「とことん嫌われにいきたい」と笑いを誘った。前作が初舞台だったという倉野尾は「二年経って、自分自身も成長できたと思っているので、成長したと思える演技を見せられたら」と期待させた。

「リリィーがいないとなにもできないダメダメなリーダーなんですけど」と役柄を語る坂口は「成長している部分に注目してもらいたい」と語り、さらに決め台詞に注目してほしいと見どころを明かした。ハレンチ先生を演じる行天は「へなちょこからかっこいい先生になっているところもある。『わ~お』という服装をさせていただいているんですけど、キャラクターもテンション高いおもしろいキャラクターなので登場するところも注目していただけたら」と語った。

コロナ禍で「この一年間はお模様に活動ができなくて、久しぶりのステージ」と振り返る小栗は「活動できなかった一年間の分をみんなで思いっきり発揮できるように、お稽古してきたものを発揮してがんばっていきたいと思います」と決意を新たにし、「みなさんのことを泣かせられるくらいの演技をみんなで作り上げられるようにがんばりますので、ハンカチを持ってきてください!」とアピールした。

また、「ファンの人を惚れ直させたい、以上」と宣言した岡部。さらに今回AKB48のチーム8単独舞台として挑む本作だが、倉野尾は「もともと仲がいいから生み出せるシーンとかたくさんあるので、チーム8っていいなって思いしらせてやりたいなって思う(笑)いい8年目を迎えられるようにがんばりたいなと思います」と自信を見せた。

【写真・文/編集部】

舞台『マジムリ学園 蕾-RAI-』は2021年3月27日(土)~4月4日(日)に天王洲 銀河劇場で上演!